風まかせ文芸部 作品紹介【昼下がり】
第12回、「風まかせ文芸部」に参加してくださった作品を随時公開していきます!
「俺の、私の作品が載ってないんですけど!」っていう人がいらっしゃったらおっしゃってください!
気づき次第の更新ですのでご了承ください!
それではどうぞ!
【片桐みかんさん】
ひとつの名前を胸に抱え、彼は旅を続けていた。
カウボーイ姿のその男が探していたのは、かつて心を通わせた、たったひとりの面影。
時間は止まり、町は変わり、人もまた歩みを進める中で――
彼だけが、あの日のまま立ち尽くしていた。
港町アシュランドで訪れる、運命のすれ違いと、静かに揺れる心の再会。
「待ち続けた男」は、過去と未来の狭間で、そっと問いかけてくる。
あなたなら、大切な名前をどう抱えて生きますか?
【藍出紡さん】
木陰に揺れるページの音。
一冊の本が、少年をどこへでも連れて行く。竜の住む谷、波をかき分ける海賊船――。
現実をひととき離れて、物語の旅へ。
静かな昼下がりに広がるのは、想像の翼がはばたく、あなただけの魔法の時間。
本と出会う楽しさを、もう一度思い出させてくれる、優しい物語です。
【ABC共創ラボ|語りとAIの未来設計所さん】
静かな午後の公園。
ただそこに座る「私」の目に映るのは、風や木々、子どもの声といった日常のひとコマ。
何気ない時間のなかに、心の揺れや季節の移ろいがやさしく重なっていきます。
ゆっくりと進む時間が、ふとした気づきや前進へのきっかけになる――
そんな瞬間を丁寧に描いた、小さな物語。
【岩下だんごさん】
夏の終わり、言葉にならない想いを胸に抱えたふたり。
夕暮れの光、揺れる向日葵、遠ざかる音――
鮮やかな記憶が、切なさとともに心に刻まれていく。
過ぎゆく季節とともに、交わらなかった感情が静かに描かれる、
ひと夏のラストシーン。
【☆chobiちょび358☆さん】
静かな昼下がり、やわらかな日差しとともに訪れる、ふとしたぬくもり。
言葉にしなくても伝わるものが、そっと寄り添ってくれる時間があります。
ぽかぽかと心ほどける、優しい一篇。
【たゆたうヤツさん】
変わらない日常。
ひとり分の静けさと、湯気の向こうに揺れる記憶。
何かを手放したあとも、人は食べて、生きていく。
カップ焼きそばとともに過ごす昼下がり――
心の奥にそっと届く、静かな再生の物語。
【kazeさん】
時代を越えて迷い込んだのは、見知らぬ街──いや、見慣れたはずの街の“未来”だった。
名前も人生も、そして時代までも噛み合わない男が出会った、奇妙でちょっと切ない午後の冒険。
笑いと戸惑いのあいだで、あなたの「時間感覚」も揺さぶられるかもしれない。
昭和と令和が交差する、まさかの“情事”が幕を開ける──。
【ププララポポカさん】
ふわりと漂う心と、風に踊る色と音。
過ぎた日々と、これから訪れる季節のはざまで、
静かに着地する「ぼく」の魂。
アロハと青空、風鈴と入道雲――
言葉が絵の具のように広がる、
感覚で味わう夏の序章。
【月は東にさん】
哲学と戯れ、猫と密談し、無人の公園で風を聴く――
それぞれの午後が語る、ちょっと不思議で、少し切ない、心の風景。
昼下がりという名の小さな世界に、そっと耳を澄ませてみたくなる。
【付加豆美さん】
夏の昼下がり、汗ばむ空気とともに繰り広げられる、とある職場のユニークなやりとり。
“上がる”か“下がる”か――たかが言葉、されど言葉。
洒落と屁理屈が飛び交う中で、じわじわと笑いがこみ上げてくる。
暑さすら笑いに変えてしまう、軽妙な会話劇。
あなたの午後に、ひと匙のクスッとをお届けします。
【ナツメグさん】
何も予定を入れないと決めた土曜の昼下がり。
整った部屋、爽やかなサンドウィッチ、ゆるやかに吹くエアコンの風。
ただそこにある“何気ない豊かさ”を、ユーモアとまどろみの中でそっと描き出す物語。
静けさに身を委ねる贅沢。
あなたも一緒に、そっと目を閉じてみませんか?
【エカレエリ@詩-絵-自主制作さん】
小さな「強さ」が、ゆっくりと育っていく。
泣かないこと、手をあげること、一人で歩くこと。
日常の中にある、ささやかだけれど確かな成長の記録。
昼下がりの光の中、誰にも見えないところで、
ひとりの「わたし」がそっと誓った強さのかたちとは――。
読んだ後、心の奥にあたたかい風が吹き抜ける詩。
【大島蓮司さん】
新しい土地、新しい暮らし。
過去に疲れ、未来に賭けた引っ越しの先で、彼女が出会ったのは――
小さな公園に吹く、風と記憶と、名もなき縁。
静かな昼下がりに心がほどけていくような、
懐かしさと不思議さがそっと交差する物語。
変わるものと、変わらないもの。
そして、「今」が遠い未来とつながっていく感覚。
読後、優しい余韻が長く残る一篇です。
【不思議の国のアリスさん】
昼下がりのオフィス。
静けさに響くのは、書類を揃える“とんとん”という音。
それは、ただの事務作業の音か、それとも――。
不器用な想いが交差するランチタイム、
交わされるのは言葉以上の“距離感”。
日常のすき間に潜む、ふとした心の揺れ。
それでも何気ない一歩が、ほんの少しだけ世界を変えるかもしれない。
淡くて、優しくて、どこか苦い。
“同僚”という名前の関係に、そっと光が射す物語。
【九雲(くうん)さん】
静かな昼下がり。
優しい日差し、雲ひとつない空、そして手の中の、焼きたてのパン。
そこには、特別な出来事も、派手な展開もない。
けれど、心と身体がふっと緩んで、
「これ以上、何を望もう」と思えるような瞬間がある。
完璧な昼の光に包まれた、ささやかな幸福のかたち。
そのひとときを、どうか味わってください。
【のりさん】
未来の昼下がり、小さなカフェに立ち寄ったひとりの女性。
切りたての髪、冷めかけのコーヒー、そして胸の内で揺れるのは、
選択と現実、そして――人間らしさ。
合理性がすべてを支配する時代に、
それでも拭えない違和感と、小さな願いが交差する。
AIが導き出す「最適な相手」。
それが本当に幸せかどうかは、誰が決めるのだろう?
無機質な未来に浮かぶ、ひとしずくの感情をめぐる物語。
【蒼天さん】
昼下がりの公園に、今日も一匹の猫が現れる。
白と黒のまだら模様、どこか誇らしげなその背中。
誰からともなく「ジョージ」と呼ばれ、住民たちに愛される存在だ。
だがある日、彼の首元に“ある異変”が見つかる。
それをきっかけに、町の平穏はじわりと揺らぎはじめ――
猫と人間、その絆が試される瞬間が訪れる。
静かな昼下がりが、一転して忘れがたい午後へと変わる。
ユーモアと緊張感が交錯する、ちょっと不思議で胸熱な物語。
【てみさん】
東京の午後。
ビルの隙間から覗く空の青も、駅前の喧騒も、
心のざわめきを静めてはくれなかった。
逃げ込むように足を向けた路地裏。
そこにあったのは、時が少しだけ遅れて流れているような小さな喫茶店。
氷の音も、通知音も、聞こえない場所で
「ほんとうの静けさ」に触れたとき、心は何を思い出すのか。
現代の都市に生きる誰かの「ひとときの静寂」を描いた、余韻に満ちた昼下がりの物語。
【水玉さん】
昼下がりの丘に浮かぶ、うっすらとした月。
空を見上げる彼女の瞳は、まるで別の世界を映しているようだった。
科学では説明できない「心」という謎。
答えの見えない問いに向き合いながら、今日もひとり、誰かを待つ。
やわらかな光と、言葉にできない想いが重なり合う、ある午後の物語。
【猫を想う(_,'" ▽ ")さん】
激しい陽射しと、そっと寄り添う静けさ。
空にはふたつの存在――燃える太陽と、ひそやかな月。
その昼下がりは、ただ暑いだけではなかった。
強さと静けさが同時に息づく、季節の境目のようなひととき。
空を見上げたくなる、7月の光と影の詩。
【繁昌なぎとさん】
畳の跡、笑い声、そしてハーゲンダッツ。
ちょっとした贅沢を「はんぶんこ」するだけで、
世界がふわりとやさしくなる。
気取らない日常に、小さな幸せを見つけた昼下がり。
その一瞬の温もりを切り取ったような、愛おしい一編です。
【くろいるすけさん】
昼下がり――
それは、一日の中で最もやわらかな時間。
微睡みと静けさ、そして少しの決意。
書こうと思いながらも、ことばが掴めずに通り過ぎた5つの昼下がり。
それでも、「ふわっとことばあそび」のやさしい魔法に誘われて、そっと綴られた想いがあります。
読んだあと、自分の「昼下がり」も見つめてみたくなる、そんな静かな余韻をどうぞ。
【ごごんまるさん】
“昼下がり”とは、いったいどんな感覚なのだろう?
本を読む声、交わされる緩やかな対話、外気と切り離された静かな空間──
その中で語られるのは、「時間」や「感覚」についての、ごくささやかな哲学。
何も起きないようで、心の奥にふと残る読後感。
“昼下がり感”をめぐる、ちょっと風変わりで不思議な短編です。
【はれるや( ´ ▽ ` )ノ。さん】
灼熱の昼下がり、ふらりと外に出た「私」が出会ったのは――
タキシードにシルクハットの謎の紳士!?
暑さを忘れるほど、じわじわと冷える(?)やり取りに、
じんわり笑えて、なんだか癖になる。
「夏の涼み方」は、意外なところに転がっているかもしれません。
私の作品はこちら!
ちなみに・・・!
もっと自由に創作を楽しめる場所を作ってみたくて、
小さな部室のようなメンバーシップをはじめました。
ふらっと、立ち寄ってもらえたら嬉しいです!
今回のお題はこちらから!↓
風まかせ文芸部についてはこちらから!
