対局中の食事が話題になる棋士の世界。しかし本当のドラマは勝負後の打ち上げで起こる。現役棋士が描く誰も知らない勝負師達の素顔。
※2026年8月3日 22:32時点
「ふざけんな、ふざけんな、みんないい思いをしやがって」 藤井フィーバーに沸く将棋界で、突然、羽生世代の有名棋士の休場が発表されました。 様々な憶測が流れましたが、その人、先崎九段は「うつ病」と闘っていたのです。 孤独の苦しみ、将棋が指せなくなるという恐怖、そして復帰への焦り……。 体験した者でなければなかなか理解されにくいこの病について、エッセイの名手でもある先崎さんが、発症から回復までを細やかに、淡々と綴ります。 心揺さぶられること、必至!
※2026年7月28日 7:32時点
「頑張らないで、先ちゃん!」――西原理恵子(漫画家) うつ病で将棋が指せなくなったプロ棋士が ドン底から現役復帰するまでの軌跡を綴った ベストセラー体験記をコミカライズ! 文春オンライン連載で、累計564万PVの大反響! *** 47回目の誕生日の翌日から、日に日に朝が辛く、夜は眠れなくなった。 転がり落ちるように不安感にとらわれて 将棋が指せなくなったプロ棋士・先崎学九段。 すぐにうつ病と診断され、入院。 「もう自分なんか終わりだ」といううつ病ならではの弱気な考えと 「自分には将棋しかないんだ」というわずかに残った気力での考えが 頭の中でぶつかり、そのたびに暗黒の世界へ沈んでいく……。 人生で最も辛く長かった入院生活を終え、 退院したが、朝コーヒーを買いに行くだけで寝込んでしまう。 いつ将棋を指せるような状態に戻れるのか? 果たして「前の自分」を取り戻せる日が来るのか……? ◆◆◆“うつヌケ”のヒント満載! ◆◆◆ ○規則正しい日課で生活リズムを取り戻す ○うつ病患者に多い「貧困妄想」に要注意 ○散歩は“うつ”にとって何よりのクスリ ○「必ず治ります」短いメッセージほど効果的 ○お見舞いには「みんな待ってますよ」の一言を
※2026年7月30日 23:32時点
将棋とメシをめぐる物語。棋士は何を食い、何を語り、将棋に挑むのか―― 羽生善治とステーキを食べた夜 加藤一二三のチョコレートのひみつ 藤井聡太の親子丼のみろく庵…… 藤井聡太が対局中に豚キムチうどんを注文し、話題となった千駄ヶ谷のみろく庵。 しかし、先崎は、このブームを知らなかった。 なぜなら、かれは「うつ病」だったから……。 “うつ病九段”が描く メシから見た将棋界の真実⁉
※2026年8月5日 15:32時点
羽生、藤井、コンピュータ将棋まで先崎&中村が語り尽くす 本書は先崎学九段と中村太地王座の兄弟弟子コンビが将棋史に残る名局を当時のエピソードともに振り返る「先崎学&中村太地 この名局を見よ! 」の21世紀編です。 知られざるエピソードが明かされる米長邦雄永世棋聖VS先崎学八段の最後の師弟戦から始まり、谷川浩司、羽生善治、森内俊之、佐藤康光といった平成の将棋を代表するスター棋士の名局、さらには藤井聡太七段、コンピュータ将棋elmo対Ponanza Chainerまでバラエティに富んだ14局を取り上げます。 同時代の将棋を二人がどう語るのか?将棋の内容の素晴らしさとともに、ここでしか読めない数々のエピソードにも注目、まさに将棋ファン必読の一冊です。 以下は掲載局です 第1局 最後の師弟戦 先崎学八段VS米長邦雄永世棋聖 第2局 康光流の一手損角換わり 佐藤康光九段VS羽生善治四冠 第3局 学生服の挑戦 中村太地四段VS谷川浩司九段 第4局 端のねじり合い 金井恒太五段VS髙崎一生六段 第5局 最後の名人戦 森内俊之名人VS羽生善治三冠 第6局 藤井猛の先見性について 松尾歩七段VS藤井猛九段 第7局 プロの「時間攻め」とは何か 森内俊之竜王VS糸谷哲郎七段 第8局 コーヤン流三間飛車の極意 中田功七段VS 及川拓馬六段 第9局 電王戦の衝撃 PONANZAVS山崎隆之叡王 第10局 美濃の景色を変える 加藤桃子女王VS室谷由紀女流二段 第11局 柔軟に玉形を考える 佐藤天彦名人VS渡辺明竜王 第12局 藤井聡太とコンピュータの大局観 藤井聡太四段VS羽生善治三冠 第13局 穴熊の速度計算 青嶋未来五段VS佐藤天彦名人 第14局 コンピュータ将棋の決勝戦 elmo VS Ponanza Chainer
※2026年7月30日 19:33時点
先崎学・中村太地が20世紀の名勝負を語り尽くす! 将棋史に残る名局を紹介、解説した本は数あれど、それだけで対局者の深い読みや心情まで読み取るのは難しいものです。 そこで、プロ棋士2人にその名局を肴に自由に語り合ってもらったらどうか、というのが本書の出発点です。 その場合、2人のプロ棋士は実力はもちろん、対局者の機微を言葉で伝えられる方で、なおかつ互いに心を開いて話し合える間柄でなくてはいけません。 そこで生まれたのが本書「先崎学&中村太地 この名局を見よ! 20世紀編」です。 テーマとして語れるのは以下の13局です。 第1局 木村義雄名人VS大山康晴八段 第2局 大山康晴名人VS加藤一二三八段 第3局 升田幸三九段VS大山康晴名人 第4局 中原誠十段VS大山康晴永世王将 第5局 中原誠名人VS大山康晴十段 第6局 森けい二七段VS内藤國雄九段 第7局 米長邦雄棋王VS中原誠王位 第8局 米長邦雄棋王VS大山康晴王将 第9局 真部一男七段VS佐藤大五郎八段 第10局 大山康晴十五世名人VS米長邦雄二冠 第11局 大内延介九段VS森けい二王位 第12局 先崎学五段VS村山聖五段 第13局 羽生善治名人VS谷川浩司竜王 それぞれ将棋史に残る名勝負であるるとともに、将棋の内容も面白いものばかり。これらを題材にお二人に語っていただくことで棋士の対局時の心情や読み筋、大局観に触れることができます。 楽しく名局観賞しながら棋力アップにも全将棋ファンにオススメの一冊です。
※2026年7月31日 0:33時点
「ふざけんな、ふざけんな、みんないい思いしやがって」 空前の藤井フィーバーに沸く将棋界、 突然の休場を余儀なくされた羽生世代の棋士。 うつ病回復末期の〝患者〟がリハビリを兼ねて綴った世にも珍しい手記 〈このたび、先崎学九段(47歳)が一身上の都合により 2017年9月1日~2018年3月31日まで休場することになりました。〉 2017年8月10日、日本将棋連盟のホームページにこんな告知が掲載されました。 折しも藤井聡太四段がデビュー29連勝を成し遂げたばかり。 空前の将棋ブームが到来していた最中に、羽生世代のひとりとして 将棋界を牽引してきた先崎学九段が突然の休場を発表したのです。 詳しい理由が説明されなかったため様々な憶測がかわされましたが、 先崎九段は実はうつ病とたたかっていたのです。 本書は、エッセイの書き手としても知られる著者が 自らの病の発症から回復までを綴る、心揺さぶられる手記です。 ◎うつ病の頭には死のイメージが駆け巡るのだ。◎ 「うつ病の朝の辛さは筆舌に尽くしがたい。 あなたが考えている最高にどんよりした気分の10倍と思っていいだろう。 まず、ベットから起きあがるのに最短でも10分はかかる。ひどい時には30分。その間、体全体が重く、だるく、頭の中は真っ暗である。 仕方がないのでソファに横になるが、もう眠ることはできない。ただじっと横になっているだけである。 頭の中には、人間が考える最も暗いこと、そう、死のイメージが駆け巡る。 私の場合、高い所から飛び降りるとか、電車に飛び込むなどのイメージがよく浮かんだ。 つまるところ、うつ病とは死にたがる病気であるという。まさにその通りであった」(本文より)
※2026年8月16日 21:31時点
63年間にわたる現役生活に終止符。 数々の伝説と記録を残し、「神武以来の天才」と称され、 テレビバラエティなどでもその人間性が広く親しみをもたれている 加藤一二三の魅力に迫る。 目次予定* 【インタビュー】 加藤一二三 芸術としての将棋 ―“神武以来の天才"の軌跡― 〔棋士による加藤一二三〕 佐藤康光/羽生善治/森内俊之/先崎学/糸谷哲郎/ 【将棋講座】 第四〇期名人戦を語る あるいは藤井聡太の研究 【エッセイ・論考】 増川宏一/武田砂鉄/諏訪部浩一/近藤正高/後藤元気/ 糸谷哲郎/久保明教/北野新太/ヒグチユウコ/三浦俊彦 郡司ペギオ幸夫/栗下直也
※2026年7月7日 20:32時点
「対局室もちょっとのんびりした時とピリピリした時があるが、この日はピリピリしたほうの日で、風の音どころじゃなかったのである。 そんな張りつめた対局室の空気も、次の攻撃の前には、ひとたまりもなかった。 その攻撃とは、ギョーザ攻撃である」(本文より) 本書は、将棋を指すことで生計を立てる、プロ棋士という天才集団の知られざる生態を先崎九段がユーモアたっぷりに描くエッセイ集です。 対局の現場を、何の変哲もない日常を、晴れのイベントを、先崎九段が12年にわたってつづった週刊文春の連載 「先ちゃんの浮いたり沈んだり」から70編を厳選して収録しました。 対局中のギョーザ攻撃に面食らう「対局室の静寂を乱すのは外の喧騒か、棋士自身か」。 風邪を引いたときのプロ棋士ならではの過ごし方を紹介する「風邪と素数と詰将棋」。 長年の好敵手、島朗九段との対局風景を描く「島朗九段との伝統の一戦」。 ダイエットと詰碁の不思議な関係に思いをはせる「やれば効果が出るのにやらない詰碁とダイエットの相似性」などなど。 興味惹かれる短編エッセイの連続で思わず時間を忘れます。 さらに、書籍化にあたってほぼ全ページに今の目線でのコメントを追加、本編はもちろん、コメントを読むだけでも十分楽しめる内容になっています。 将棋ファンの方はもちろん、プロ棋士や将棋界に興味のある方、ただ面白いエッセイを読みたい方まで、幅広く読んでいただきたい一冊です。
※2026年8月7日 17:32時点
私は声を発した。 「詰んでただろ」 木村がきっと私を睨んだ。 「どこでですか」 「香を取るところ」 しばし木村の目が泳いだ。「どこですか」。 投了直後で興奮しており、図が頭の中で作れないのだ。 私はていねいに、先の変化を説明した。ふたりは同時に悲鳴のような声を出した。 (本文より) 特別な才能を持った選ばれた人間が、強いプレッシャーと戦い続けながら一手一手に魂を込め続ける棋士たちの日常。 高度な技術と強い執念がないまぜになった対局室には、今日も新しいドラマが生まれる。 先崎学が将棋そのものというテーマに真正面から挑んだ「千駄ヶ谷市場」シリーズ、ついに最終巻。
※2026年8月4日 1:34時点