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♦︎89 協力してくれるのに

「ちゃんと手伝ってくれてるのに…」

食器も洗ってくれる

子どもとも遊んでくれる

それなのに
なんとなく心がモヤモヤする

そんな話を保育園の先生にしてみた

「夫は協力してくれるんです
でもなぜか苦しくて…」

先生はやさしくうなずいた

「その気持ち
よく分かります」

そして
こう続けた

「手伝ってもらいたいというより
一緒に子育てをしていると感じたいのかもしれませんね」

「家事や育児は誰かを助けることではなく
家族みんなの暮らしです」

「だから“手伝って”ではなく
“お願いしたい役割”を話してみると変わることがありますよ」

さらに先生は笑顔で言った

「落ち着いている時間に話すことも大切です」

「そして
“ありがとう”だけじゃなく
“お風呂をお願いできて助かったよ”みたいに
具体的に伝えるとお互いに分かりやすくなります」

その言葉を聞いて
少し気持ちが軽くなった

次の日
私は夫に言ってみた

「朝の保育園の準備をお願いできる?」

夫は

「分かった
やるね」

と自然に返してくれた

全部が変わったわけじゃない

夫婦は話し合うたびに少しずつチームになっていける



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