カンヌ映画祭の妨害工作?大規模停電とスマホ不通で右往左往した話【フランス旅2025】
2025年5月上旬から1ヶ月間、アメリカ人の夫といっしょにフランスを旅してきました。
この日、ボルドーの朝焼けの空を見送り、南仏へ向けて飛び立ちました。ところが、到着したカンヌではスマホが繋がらないという緊急事態。そして、大停電に巻き込まれていたと知りました。
今日は、そんなドタバタな日々の記録と、トラブルの対策法をお届けします。
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格安航空会社easyJetでボルドーからニースへ
この日は6:15発の便で、ボルドーからニース(コート・ダジュール空港)「へ飛行機で移動する。
空港では、周囲の旅行客のユルさ(おおらかさ)にちょっと驚きつつ、手荷物検査を済ませた。詳しくはこちら↓

格安航空会社のeasyJetで約1時間半のフライト。預け荷物の追加料金込みで、一人100ユーロ(約16,000円)くらいだった。

南仏のニース空港には朝8時頃に到着したものの、予約しているカンヌの民泊にはまだチェックインできないので、空港近くのモール「CAP3000」でしばらく時間を潰してから、カンヌへ向かった。

スマホがネットに繋がらない!
ニース空港からカンヌには、高速バスで向かう。バスの中で、ちょうど日本の妹からLINEでメッセージがあり、やりとりしていたのだけど、カンヌが近づいた頃に突然メッセージが届かなくなった。
「あれ、どうしたんだろうな」と思いつつ、あまり深く考えずにカンヌ駅でバスを降り、予約している民泊までの路線バスをチェックしようとiPhoneを開く。でも、なぜだか全くネットに繋がらない。

夫のiPhoneも、私と同じで全然アンテナが立たない。「え、どうして?」と慌てた。鍵の受け取りのため、カンヌに着いたら大家さんに連絡することになっていたのに、それもできない。
スマホのアプリを閉じたり、スマホを再起動したり、VPNを切ったり入れたり、ありとあらゆることを試してみたものの、うんともすんとも言わない。
何かの事情で、この駅前付近でネットが繋がりにくい状況になっているのかもしれない。だったら、駅から離れたらつながるかも・・・と、とりあえず、宿の方向に向かって歩き始めることにした。
実は、私は27年前にカンヌに住んでいたことがあるので、宿のだいたいの場所はわかっている。
二人でスーツケースを転がしながら、カンヌの旧市街を歩いていく。すると、旧市街のお店の様子が何だかおかしい。
昼間なのに、レストランの中が真っ暗なのだ。その時は、呑気に「カンヌはやっぱりみんなテラス席が好きだから、誰も座らない室内は節電してるのかなー」なんて思っていた。それに加えて、レストランや商店が何となく慌ただしいなという違和感があったのだけど、私たちはとにかく電波を拾うことに必死で、観察する余裕がなかった。
歩きながらスマホの状態をチェックしていたけど、駅から離れても全然ネットにつながる気配はなし。結局、民泊の大家さんに連絡がつかないまま、民泊がある通りにたどり着いてしまった。

でも、アパートメントの住所は分かっても、何階の部屋なのかわからない。入口の暗証番号も知らないし、鍵の受け取り方も部屋番号も知らない。大家さんにメッセージも送れない。一体どうしたらいいのか。
映画祭最終日のカンヌで起こっていた異変
ここまで来てしまったけど、どうしたら・・・と思っていると、「Ai?」と名前を呼ばれた。見ると、大家さんとその息子さんらしき人がアパートメントの入口で待っていてくれた。
そこで初めて知ったことなのだけど、到着したこの日(5/24)は、カンヌ全土が停電になっていたのだ。
この日は、カンヌ映画祭の最終日。映画祭期間中は宿の価格が高騰していたので、私たちは最終日の到着にしていた。停電は、映画祭の妨害が目的と思われる変電所の放火によるものだった。ですが、映画祭は自家発電設備のおかげで何事もなくそのまま続行し、かわりにカンヌの住民と旅行客が大迷惑を被っただった。

大家さんのアパートメントももちろん停電で、私たちに連絡を取ることができなかったので、入口で私たちが来るのをずっと待っていてくれたそう。(いい人たちで本当に良かった)
大家さんによると、その日の午前中から停電しており、私たちが到着した時点(14時頃)で、大家さんはいつ頃復旧するのか全くわからないということだった。
このまま夜も電気がないままだったら、どうしよう・・・まあ、幸いなことに暖房も冷房もなくても大丈夫な季節だから、何とかなるか・・・
いや、電気がないということは、クレジットカード払いができないし、おそらくATMも動かないということ。「レストランやお店が慌ただしい感じがした」とさっき書いたけど、それはきっと、カード支払いができずにお店もお客さんも困っていたからだったのだろう。私たちも、現金はほとんど持っていない。
さっき駅前で撮った写真を見返してみると、真っ暗なお店の前に人だかりができていて、みんな落ち着かない様子でスマホを見ている。

とりあえず大家さんにも何もできることはなく、「何かあったら連絡してね!・・あ、できないか」と言いつつ、帰っていった。ネットもない、テレビもない、洗濯もできない・・・という中で、私たちはもうすぐ復旧することを信じて、写真の整理をしたり、オフラインでできる仕事をしたりしていた。

すると、到着から2時間ほど経った16時頃、電気が復旧した。夜暗くなる前で、ほんとによかった。
大家さんにもアパートメントの電気が復旧した旨を連絡し、何も問題なく滞在できていることを伝えた。
まとめ
スマホが使えないと、本当に何もできないんだなぁ・・・と、海外の旅先で突然オフライン環境になってしまうことの不便さを改めて知った。幸いなことに、私は土地勘があったので、多少は不安を取り除いてくれた。
少し前、スペインのバルセロナでも大規模停電があったことがニュースになったけど、今後もこういうことがないとは限らない。これからは、不測の事態に備えてこんなことに気をつけたいと思う。
Googleマップをダウンロードするか、オフライン地図アプリなどを入れておく
民泊の住所・連絡先・鍵の受け取り方法を前日までに確認し、スクショ&紙でも持つ
現金を多めに持つ(カード決済が使えない場合に備えて)
まあ、そうは言っても旅先では予期せぬトラブルも経験だし、終わってみれば忘れられない思い出になった。
というわけで、今日はこれで。
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