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創作大賞2026年 エッセイ部門を全応募者チェックして中間選考作を予想する(10001~11000)

・詳しいことはここを参照。
・10001~11000という数字はたおたお様の作者様&作品一覧【エッセイ部門⑦および⑧】に対応します。
・まずはざっくり選ぶ。最終的には100作に絞ります。
・ユーザーID順です。

※このままでは間に合わないので感想は簡単なものになります。まさか1万5千人超えるとはね……。

146.09_鉄オタの嫁になった話 ねずみくん 様

 これは惚気話なのではと思わないでもない。相手が鉄オタというのが特徴で、鉄オタでもこんなにいいところがある!と力説されていてポジティブな話ではあるものの、旦那さんの鉄オタの部分以外のスペックと、筆者の性格を十分に加味して考えたほうがいいと思う次第である。

147.【テンタッキーとマルタン星人】 日常無常 様

 子供の可愛い面を書いたエッセイはたくさんあるが、中でも本作は描写力が高くてグッド。エッセイだと可愛らしいところだけを読めるから何となくズルをした気持ちになる。

148.春浅きモスクワを往く―1992年、崩壊の後 フォトノオト様

 かつてソ連という国があり、それはそれは強大な影響力を誇っていたが、その影響力を保持するために無理を重ね、結局は崩壊した。これは91年のソ連崩壊翌年のモスクワ旅行記であり、相当貴重な体験だと思う。ただAI生成の画像はいらないかなぁ。

149.父が200万円になって帰ってきた のろのろな野呂 様

 記憶にないほど幼いころにB型肝炎で死んだ父の和解金が振り込まれた。そのお金200万円で筆者がしたこととは……。落ち着いた筆致で描く父への想い。

150.片頭痛とオナニーと私|自分の身体を取り戻す二十数年の記録 七瀬七緒 様

 偏頭痛に悩んできた二十数年をユーモラスに描いたエッセイ。しょっぱなから下ネタ全開で笑ってしまう。いや頭痛も酷くなると大変らしいから笑いごとではないのだが。オナ禁からオナリサ、そしてオナ伝へ……。

151.義母の土を耕した――元ホームセンター店員の家庭菜園 はたけ日和【家庭菜園士・野菜栽培士】 様

 知識だけあった家庭菜園を実際にやってみた上での気づき。家庭菜園ってやってみたいと思う人が多いのではないだろうか。僕もそうだ。家計も助かるし、何より自分で食べるものを自分の手で育てたい欲望というのはある種本能に近いものがある。実際には色々な事情で手を出せないのだが、その「家庭菜園欲」とでもいうものを満足させてくれる作品。

152.ポップコーンが弾けるとき。 野やぎ 様

 友人の思い出を家庭菜園と絡めて描く抒情的な作品。栽培の様子を撮った画像は臨場感とせつなさを増す役割を果たしている。

 しかしこの方(みんなの #創作大賞2026 note読んだまとめ300作)300作も読んでて驚きである。お前はそれどころじゃないだろうと言う方もいるだろうが、僕は所詮短いエッセイだけ。この方は全部門読んでる。特に小説をたくさん読むのは大変なことだと思う。正直言って僕はアマチュアの小説を読むのはご遠慮したいというタイプなので(プロの作品だって厳選して読むのに)、アマチュアの小説を40作読むよりエッセイを1万作読むほうが楽だと感じる。……いや、言い過ぎか? うーん、来年は小説部門も読んでみるかぁ。

153.バーロー、お茶会には俺一人で行くんだよ なつき希

 藤原しおり(旧ブルゾンちえみ)のファンになり、トークライブに行く筆者の複雑な心境をユーモラスにつづったエッセイ。ファン同士交流したい人は左手に「龍」を書くと「交龍会」ができると聞き、どうしようかとえんえん悩むところは笑ってしまう。そりゃ悩むよなぁ。

154.GACKTが雪山で運動会を開催してくれたお陰で にゃこつ湖 様

 GACKTオタクの筆者のオタクライフがメイン。GACKTに興味がない方は他人が話す昨日見た夢の話なみに関心がないかもしれないが、ところがどっこい、これがめちゃくちゃ面白いのだ。GACKTに一ミリも興味がなくとも面白い(僕がそうだ)。GACKTを落としたら、猫になるらしいGACKTが養生テープに書いた文字を愛でるなどはタイトルだけでクリックしたくなるだろう。
 GACKT以外も、歴代のドッペルゲンガーでバンド組んでみたとか、いったいどこからその発想が出てくるのか、と言いたい記事もあり、はっきり言ってGACKTは筆者のような鬼才が熱心なファンであることを光栄に思うべきである。

155.私が「先生」と呼ばれることに、いまだに慣れない お医者さん教えて 様

 現役の内科医である筆者が「先生」と呼ばれる意味を考える。これは名エッセイだろう。僕も医者にかかるなら、こういう人に診てもらいたい。

156.息子は、バレリーナになりたいわけではない オランダ母ちゃん|笑って泣ける海外子育てエッセイ 様

 バレエを習いたいという息子と家族を描く。男がバレエなんて、という偏見がオランダにもうっすらとあるんだなと思った(まぁ、このエッセイでは会話の相手が日本人なのかオランダ人なのか分からないから違うのかも知れないが)。バレエの学校のために引っ越しまでする筆者と夫の決断はなかなかできることではない。

157.「好きです」と嘘をついた日から、ゲームディレクターの10年が始まった おとき/ゲームディレクター 様

 こういうちょっとした自伝は読んでいて楽しい。自分が知らない世界を垣間見ることができるからだ。ゲームデザイナーという特殊な世界ならなおさらである。

158.ゴリラの筆圧、転がる鉛筆 OYONEE./およにぃ 様

 題名からはまったく想像できないが、これは友人との思い出を描いた話で、題名から想像できないほど心うたれる話でもある。イラストレーターの方だが、文章も普通に上手い。

159.夫婦二人きりにしてくれるな、気まずい パナ子 様

 何でもない日常の出来事を過不足なく、面白く切り取る能力に優れている。過不足なくってのがポイントで、冗長でもなく説明足らずでもなく書くのは意外と難しいのだ。書きなれてるなという感じ。

おまけ
人として、アラブ人富豪として あにた様

 応募作ではないのだが、面白かったので。
まず最初の「理由は忘れたが、Instagramのプロフィール画像をアラブ人富豪に変えたら友人たちから多くの反応があった」からして破壊力満点で笑う。そりゃ反応あるだろう。
 タイトルもいい。「アラブ人富豪として」、これは分かる。プロフィール画像をアラブ人富豪にしてるのだから。だけどその前の「人として」ってどういうことだよと思う。全然必要のない情報だが、あるとないとでは大違いであり、こういうのをセンスっていうんだろうなぁとセンスのない僕は痛感する。まぁ何かのタイトルとか歌詞をもじったのかも知れないけどね。


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