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【応募作品⑤🧳🧳🧳🧳🧳】#あなたの旅ショートストーリー

こんばんは🌃

連休明けは、出張や職場内の人間関係トラブル事案対応(自分は管理担当として。当事者ではございません(笑))など、その他諸々あって疲れてしまい、記事の執筆が遅くなってしまいました💦

11/3に終了しました「 #あなたの旅ショートストーリー 」について、ご興味ある方は是非以下の記事をクリックしてみてください✨️


応募作品紹介スーツケース5個目です🙂
応募していただきました皆さま、ありがとうございました🥹


以下は、前回の記事紹介と同様です。

自分からの作品の紹介文は割愛させていただき、作品の貼り付けと物語の冒頭を載せてご紹介します(時間的な制約もあり、この点ご了承ください)😌

なお、応募いただいた方には一人一人コメントを入れております🙂




田原にかさん

図書館の棚から持ってきた地図に人差し指を置いた。指先にビビビと感じた所へ旅に出るのが私のやり方だ。

 今まで指先が示した様々な場所へ旅をした。人生感を変える出会い、自然の織りなす神秘、旅は私の人生を何倍も豊かにしてくれた。しかし今日は地図のどこを差してもビビビを感じない。

 もう私に旅は必要ないのだろうか。


shibakaorukoさん

「わたしゃ旅とゆうもんをしたことがないんですわ、看護師さん」

車椅子の男が話しかけてくる。

「そうなんですね」

相槌を打ちながらレバーを握りしめる手に力が入る。


片桐 みかんさん

「おかあさん、今日はデイサービスの日よ、起きて。」

娘が私に声をかける。


デイサービスは行きたくない。
私はこれから仕事に行かなきゃならないんだ。


そう言うと、

「おかあさん、もう仕事してないんだから。
ほらほら、デイサービスの用意をして。」

娘は少し困った顔をする。


空音さん🧳🧳

深夜、着信の音で目が覚める。
 明美は眠い目を擦りながら光る画面を見た。

「⋯⋯梨花? どうしたの?」
「明美⋯⋯」

 電話から聞こえる泣き声に、明美は一瞬で目が覚めた。

 梨花は今、恋人と旅行中のはずだ。五月の連休は箱根に行くの、と楽しげに語っていた親友の姿が脳裏をよぎる。


よしまる

「もう別れちゃったんすか~?」

職場の後輩・木股と飲んでいたとき、最近付き合っていた女と別れた話をした頃には、木股は既に酔いが回っていた。

「三ヶ月前ですよね?付き合いだしたの。何したんすか~浮気っすか?」
「酔っ払いのお前になんか理由は言わねーよ」
「へ~い」

木股の言うとおり、たった三ヶ月でフラれたのは事実だが、理由が今でも納得できない。


kaoさん

10月4日、新潟駅から新幹線に乗った。
目的は「ZINEフェス東京」だ。

noteを始めて3年、気がついたらショートショートを100本以上書いていた。これを何編かまとめて本にしてもいいかな、と思い始めていた。
立派な単行本じゃなくて、通勤・通学の途中や病院の待合室で気軽に読めるような、薄い文庫や新書のイメージだ。

以前――私の若い頃は、自分の書いた物語を知らない誰かに読んでもらう機会はなかった。インターネットはなかったので、どこかに投稿して採用されなければ、活字になって人目にふれることはなかった。


喜木凜さん

大学時代の夏休み、友人たちと鳥取県へ旅行に行った。
計画性などほとんどなく、「砂丘って、一度は行ってみたくない?」という思いつきだけで決まった旅だった。

鳥取砂丘は、思っていた以上に広かった。
ただの砂の山ではなく、風が作る模様や曲線が美しくて、
その景色の中を歩くだけで、少し異世界に迷い込んだような気分になる。


sanngoさん

逢いたい。
いいえ、逢えなくても、せめてあの人が住む空の下に身を置いてみたい。だから、
「今から行きます。例え拒絶されても私は貴方に逢いたい」

 秋月 義彦に、そんなラインを送ったのは、一年程前だった。結局、その日は彼にとくとくと説得されて、荷造りしたスーツケースをそのままクローゼットにしまい込んだ。秋支度が入ったスーツケースは一年間、クローゼットの中で眠ったままになった。
 それが突然、秋月から電話が掛かってきたのは黄色く色づいた街路樹の銀杏が散り始めた11月の或る夜だった。


はれるやさん

江戸へ向かう参勤交代の道中、貧乏藩の一行は、草鞋の紐も緩みがちな秋の峠を越えていた。

 殿様は、普段は威厳を保つも、旅の三日目にしてすでに股ずれに悩まされていた。絹の袴が擦れ、歩くたびに「うぅ…」と呻く。家臣たちは見ぬふりをしていたが、駕籠の中から漏れる呻き声は、もはや風鈴のように耳に残る。

「殿、少しお休みを…」と、老臣が進言し、一行は小さな宿場町に立ち寄った。


茜子さん

「ちょっと、ネエチャン。ここ二階席なのに、一階席と眺めが変わらないんだけど」

 田中さんは窓の外をのぞきながら、キャビンアテンダントに文句を言った。

 ここは国際線ジャンボジェットのビジネスクラスの二階席。

 奮発した理由はただひとつ――「二階なら景色がいいはずだ」と思ったからだ。

「お客様……」


乃井 万之介さん

旅ラン——

旅に行ったところで、ジョギングをするのが趣味だ。いろいろなところで、これまでも旅ランをしたものだ。

伊勢の全日本大学駅伝のコースや出雲駅伝のコース。駅伝コースだけではない。
「君の名は」の聖地となっている長野県の湖周辺。縄文情緒あふれる三内丸山遺跡とその周辺。

駅伝コースでは、選手たちの熱い思いを感じながら。
聖地では、その場面を描きながら。
遺跡や古い町並みの中では、その地の情緒を感じながら。
そうしていると、何キロ走っても飽きることなく走ることができる。


しらいし希枝さん

「私たち、コロナ禍で修学旅行に行けなかったんです」

「だから、落ち着いたら修学旅行で行くはずだった札幌に、旅行したいと思ってたんです」

そんな2人組に出会った日の話をします。


絶望ナース田中さん

春の午後、風が少しひんやりと頬を撫でる。アスファルトの匂いと、遠くで鳴くカラスの声。そんな何でもない景色の中、子どもが小さな自転車をこぐ音がカタカタと響いた。

最初は、まだ私の後ろをついてくるのが精いっぱいだった。ペダルをこぐ足はぎこちなく、坂道では何度も立ち止まり、手を伸ばして私の肩を軽く押す。息を切らしながらも、目は好奇心で輝いていた。


えむのマイトンさん

46億年前から、あらゆる生命は進化を続けている。それはまるで終わることの無い旅のようだ。

我々人類も旅を続け、遂に超えてはならない領域に足を踏み入れてしまった。


脳から記憶や情報を全てコピーアンドペーストする技術が確立されたのだ。


名無しの夢旅人

旅は憂いもの辛いもの

旅はとにかく苦しく辛い事が多いものである。
という意味のことわざ。

中国に関しては
旅は憂いもの辛い(からい)もの。


ひかりさん

沖縄が好きな夫と結婚して、幾度となく沖縄本島や離島を旅してきました。

沖縄へ行くたびに必ず寄る店があります。

A&WエンダーとJafジェフ。

ふたつとも沖縄限定のローカルファーストフード店。
A&Wは石垣島にもあるし、那覇空港や宮古島にもありますが、Jafは沖縄本島だけ。


スカシカさん

私は今、バーにいるようだった。

さっきまで別の場所にいた気がするのに、いまはここにいる。夢だったのかどうか、それも思い出せない。目の前の窓には夜景が広がり、まるで額縁に閉じ込められた幻影のようで、現実味が乏しかった。

「子どもが産まれてから、こんなところに来るの初めてね」

目を輝かせ妻が言った。そう、妻だ。隣には妻が座っている。彼女がいることで、ここが現実なのだと確信が持てる。


Temppさん

「綺麗だねぇ」

 そう呟く未菜みなに、私はそうだね、と答えるしかなかった。

 展望台の向こうには、確かにすばらしい景色が広がっている。穏やかにブルーな薙いだ瀬戸内海と、静かに横たわる藍緑の島々、少しくすんだ空にぷかぷかと白い雲が浮かび、海からは時折風が吹きあがって来る。

「ねぇ、これ投げるんだって」

 そういって素焼きのかわらけ小さな土器は未菜の手から離れて眼下の緑を上滑るように舞い、そうして風で少しこちらに戻ってきて海に到達せずに木々に紛れた。

「唯ゆいもやってみて」
「あぁ、うん」


気になる旅物語はありましたか?
もしあれば、作品にスキやコメントをしていただければ嬉しいです✨



お礼とお知らせ


以上で、57作品全ての紹介が終了しました。
応募していただきましたクリエイターさんたちを始め、


企画イメキャラの名前を考えていただきました、
篠田あきよさん、ぴーちょ(「🍑・ω・)🔥さん

コラボ企画に賛同していただきました、
吉史あんさん、Alpakaさん、虹くりっぷさん

コラボイラストを承諾していただきました、
Saka.先生、メイシンさん、ひいろさん、マイトンさん

宣伝部長として地道な企画宣伝を続けていただきました、
雨奈川ひるるさん


そして、この企画に関わってくれた全ての皆さんに感謝してもしきれません🥲本当にありがとうございました🥹

前回の作品紹介にも触れましたが、「旅」というテーマで2,000文字の制限付きは、シンプルに見えてとても書きづらかったのではないでしょうか。

それだけに、応募作品の全てがクリエイターさんたちの個性や創造力、表現力がとても豊かな作品ばかりで、主催者としてとても驚きました。


一方、今回の企画を機に、新たに「毎週お題企画」を立ち上げようと考えたりしましたが、結論として断念することにしました。

企画者としても楽しかったのですが、それ以上に、一人の創作者として、少しでも笑える読者を一人でも多く増やしたい、読めばすぐに「よしまる」だと認識してもらえるような個性的な作品を世に出したい、そんな思いがこの企画を通じてさらに高まりましたので、改めて創作者として作品を執筆していきたいです。


これをもちまして「#あなたの旅ショートストーリー」企画を終了します🔚


…が、まだ応募者特典が残っております✨️

こちらは現在選定中ですので、後日、何らかの形でお知らせできればと考えております(少々日数を要します)。お楽しみに🎵



瀬名ちゃんと灯子ちゃん♨️
コラボサムネ参加者全員入れようと考えましたが、
カオスになりそうだったので止めました😂


ここまで読んでいただきありがとうございました🍀



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