名詞の不可算・可算(単数・複数)⑦-7:病名5(語尾がsの病名)[医学英語]
副題:可算不可算の理想と現実(英文法の理想と現実)
名詞の不可算・可算(単数・複数)[UC(SP)]の深掘り
「可算不可算・単複で混乱が生じる英語の名詞」の深掘り。この⑦シリーズでは、私の得意分野である科学英語の中でも特に存在感の大きい医学英語を整理。英文法としては、名詞の不可算・可算(単数・複数)問題のやや高度な応用。今回の例は少し特殊かもしれませんが、diabetesと同様に語尾がsで終わる病名について。
病名の深掘り第四弾の検証内容
❶病名は可算か不可算か?:具体例を挙げて検証
今回は、語尾にsがつく病名"rickets"と"osteoporosis"を使って深掘り
❷病名の不可算U・可算C(単数S・複数P)はどう決まる?
医学的な知識と英文法の知識の両方が必要(当然と言えば当然)
英文法の範囲で考察すべきポイントは、
1. 『英語名詞は「C:数える・U:数えない」のシンプルな2分類』が定番説明
もっともらしい説明だが本当? CUなんて無いほうが実はシンプルなのでは?
2. 英語はなぜこんなにU・C(S・P)の使い分けが面倒なのか?
「ごく僅かな形の違い」で意味を使い分ける英語の特徴を正しく理解
※病名は典型的な理系用語のように見えて、日常的に使われる病名も数多くあります。文系の学問である学校英語や学術英語ではどうしても扱いが曖昧になりがちですが、意外と整理が難しい複雑なジャンルだということが少しでも伝われば幸いです。
この記事に対するコメントは不要です。ご質問はUNIPAのQ&Aからお願いします。
復習問題1:以下の3つの名詞(句)を訳し分けて、文法的に問題があれば指摘
a. "diabetes"
b. "type two diabetes"
c. "two types of diabetes"
復習問題2:以下の3つの名詞(句)が主語の場合に、be動詞の現在形はareかisか?さらに、文法的に問題があれば指摘
a. "diabetes"
b. "type two diabetes"
c. "two types of diabetes"
問題1:以下の3つの病名の由来を調べられる範囲で記述
a. "diabetes"
b. "rickets"
c. "osteoporosis"
問題2:単語"rickets"や"osteoporosis"を何度か使う場合、2回目以降は「既出」で"the rickets"や"the osteoporosis"にするかしないか?
問題3:以下の2つの病名が主語の場合に、be動詞の現在形はareかisか?
a. "rickets"
b. "osteoporosis"
問題3:以下の2文について
① be動詞の現在形はisかareか?
② 冠詞は無冠詞/不定冠詞/定冠詞のどれか?(どの単語も初出として)
③ この冠詞の使い分けを文法的にはどう説明する?(「初出の不定冠詞」vs「既出の定冠詞」という視点で整理できる?)
a. Rickets [is/are] [冠詞] deformity mainly found in children.
b. Osteoporosis [is/are] [冠詞] thinning of bone, [冠詞] common problem as people get older.(原文を一部省略)
正解は、以下の原文で確認可能
今回の病名も、「不可算可算の理想と現実」問題の一例。英語の名詞を使う際に毎回のように出てくる「文法的に可算名詞なのか不可算名詞なのか?」問題。日本語では問題にならないのに、英語では大問題。
いわゆる学校英語や学術英語で整理しきれていない部分を考えてもらうための教材、英語の「名詞の不可算・可算(単数・複数)の理想と現実」問題が少しでも伝われば幸いです。
授業ではちゃんと解説しますが、一般公開はここまで。あちこちにヒントを散りばめてあるので、非受講生の方は辞書を引いたり自分で調べたりして考察してみてください。
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