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名詞の不可算・可算(単数・複数)⑦-4:臓器(内臓)1[医学英語]

副題:可算不可算の理想と現実(英文法の理想と現実)

名詞の不可算・可算(単数・複数)[UC(SP)]の深掘り版28

「可算不可算単複で混乱が生じる英語の名詞」の深掘り。この⑦シリーズでは、私の得意分野である科学英語の中でも特に存在感の大きい医学英語を整理。今回の「臓器(内臓)1」は、名詞の不可算・可算(単数・複数)問題の応用としては比較的シンプル(複雑な部分は今後の記事で追い追いと)。

臓器(内臓)の深掘り第1弾の検証内容
❶臓器名は可算か不可算か?
:具体例を列挙して検証
❷臓器名の不可算U・可算C(単数S・複数P)はどう決まる?
 医学的な基礎知識と英文法の知識の両方が必要(当然と言えば当然)

英文法の範囲で考察すべきポイントは、
 1. 『英語名詞は「C:数える・U:数えない」のシンプルな2分類』が定番説明
  もっともらしい説明だが本当? CUなんて無いほうが実はシンプルなのでは?
 2. 英語はなぜこんなにU・C(S・P)の使い分けが面倒なのか?
  「ごく僅かな形の違い」で意味を使い分ける英語の特徴を正しく理解

※臓器名も理系用語で、文系の学問である学校英語や学術英語ではどうしても扱いが小さくなりがちですが、単語自体は理系・文系に関わらず触れる機会は多いはず。「科学的な理解が深まることで文法的な扱いの理解も深まる」という重要な視点が伝われば幸いです(科学英語以外でも同じ)。

この記事に対するコメントは不要です。ご質問はUNIPAのQ&Aからお願いします。


今回は、問題演習よりも単語にまず慣れてもらうことを重視

★内臓:代表的な表現2つ(頻出表現とレア表現)
 internal organs(一般用語だが医学でも頻出、普通この複数形で)
 viscera(専門用語:これが複数形、単数形viscusはさらにレア)
  口語で「腸・はらわた」の意味も

★個別の臓器:今回は普通の人でも知っている臓器が中心
 心臓:heart
 肺/肺臓:lung
 :stomach(一般用語), gaster(専門用語だがレア、形容詞gastric)
 腎臓:kidney
 大腸:large intestine
 小腸:small intestine
 肝臓:liver
 虫垂:appendix (vermiform appendix)
 肛門:anus

問題1:内臓の代表的な表現2つは、いずれも可算名詞複数形が原則
  これは文法的に「何表現」と呼ばれるもの?

問題2:「臓器」の意味では、可算名詞と不可算名詞のどちらが原則?
  言い換えると、臓器は数えられるか否か?(各自で常識的に判断)

問題3:体内で2個1組が基本の臓器といえば何?(日本語で回答)
  「臓器は数えられるか否か?」という視点で考察


 今回の臓器名(内臓)は、「不可算可算の理想と現実」問題の簡単なケースのように見えますが、さて今後の記事でどうなるか。英語の名詞を使う際に毎回のように出てくる「文法的に可算名詞なのか不可算名詞なのか?」問題。日本語では問題にならないのに、英語では大問題。

 いわゆる学校英語や学術英語で整理しきれていない部分を考えてもらうための教材、英語の「名詞の不可算・可算(単数・複数)の理想と現実」問題が少しでも伝われば幸いです。

 授業ではちゃんと解説しますが、一般公開はここまで。あちこちにヒントを散りばめてあるので、非受講生の方は辞書を引いたり自分で調べたりして考察してみてください。


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