「みんなのフォトギャラリー」はボトルメールのようなもの
「みんなのフォトギャラリー」に投稿した画像が100回使われたらしい。「おめでとうございます!」とnote運営さんからお祝いされた。

「みんなのフォトギャラリー」に写真を投稿するようになったのは、去年のこと。いつもお借りする立場なので、自分の写真の中にも誰かが探している一枚があるかもしれないと考えた。
みんなのフォトギャラリーでの出会いはボトルメールに似ていると思う。
誰かが見つけてくれるかなと海に放ったボトルメールがどこへ流れて誰に拾われるのかは波まかせ、風まかせ。見つけた人が海に返すのか、持ち帰るのか、連絡を寄越してくれるのか、そもそも誰にも見つからないのか、すべては気まぐれ、行き当たりばったり。
みんなのフォトギャラリーでの出会いも同じく、「たまたま」に任されている。
こんなnoteを書くくらい、たまたまが好き。このタイトル画像もみんなのフォトギャラリーで見つけて、お借りした。
みんなのフォトギャラリーがボトルメールと違うのは、一つの手紙(写真)を何人が使っても良いこと。全く違う内容のnoteに同じ画像が使われる、その偶然性もボトルメール的だし、大喜利の面白さもある。
「ユーザーのニーズはどこにあるのか?」をつい知りたくなってしまう広告代理店出身。noteからの「あなたの画像が使われました」メールを元に、タイトル画像毎に並べてみる。
通知メールを消してしまったものもあり、すべては追えていない。また、すでに「ページが存在しません」になっていたり、他の写真に差し替えられているものもあった。割合でいうと1割弱くらい。
口に入れるものは人気
小判型のトンカツ
一番人気はトンカツ。「勝つ」で検索してヒットするのだろうか。ギャンブル予想noteにも人気。
トンカツ写真はnote「トンカツ殺人事件」に挙げたうちの一枚。
公開して2日で使用が10件を超えた。他のトンカツ写真もみんなのフォトギャラリーに登録しているのだが、使われているのは小判型に集中。アルゴリズムでおすすめに上がっているのだろうか。
あるいは、「小判」のカタチにご利益が!?
茹でたて枝豆
枝豆も人気。
「晩酌にぴったり」の方は他のおつまみレシピnoteにも枝豆写真を使われていて、通知メールが3通届いた。おつまみといえば枝豆。
枝豆の写真はnote「たとえば枝豆に需要はあるだろうか」の中の一枚。枝豆に需要があることがわかり、うれしい。
タイトル画像にした色鮮やかな枝豆(画像加工で明るくしている)より、くすんでいるほうが需要がある。これもアルゴリズムなのか、リアリティが求められているのだろうか。
注ぎたてビール
枝豆といえばビール。思い出だったり研究対象だったり、noteのバリエーションが興味深い。
堺のヒビノビアさんのビール飲み比べをアップで撮影したもの。note「『一杯目のビールみたいな仕事したいのよね』とコマソンの女王は言った」のタイトル画像に使っている。コマソンの女王とは、「爽健美茶♪」や「マツモトキヨシ♪」のジングルを作ったサクライエーコさん。
ソーセージどかどか
『嘘八百 京町ロワイヤル』の撮影に差し入れした堺の体験型農業テーマパーク「ハーベストの丘」のソーセージ、意外と需要があった。これでもか、とソーセージどかどかな写真はレアなのかもしれない。なんというか、「腸」感がある。
ソーセージどかどかは、note「同じのいっぱいに需要はあるだろうか」の中の一枚。いろんな「同じものいっぱい」写真をみんなのフォトギャラリーに登録した。
揚げたてさつまいもチップス
家で揚げたさつまいもチップスも人気。揚げたての油たっぷりカリカリ感がキャッチーなのか。食べもの写真は「シズル感」が求められているのかもしれない。
カステラ一本
カステラにも需要が。「カステラ」以外だと、何のワードでヒットするのだろう。写真を登録するとき、「画一的」「横並び」というワードを入れた気がする。
ソーセージと同じく、note「同じのいっぱいに需要はあるだろうか」の中の一枚。
プリンいろいろ
以上2つのnoteで使われているプリン写真は、note「『プリン出して』と言うと『プリン』とプリントした紙が出てくるが間違ってはいない」に上げたもの。2つ目のnoteでは拡大してプリンが見切れているので、お目当てはプリンではなく、「甘やかす」というキーワードからスイーツ写真を目に留められたのだろう。
おじゃる丸の大好物、プリン。noteでも需要があるらしい。
りんごいっぱい
りんご、探されてる。たしか脚本家仲間の髙橋幹子さんから送られた山形のりんご。美しく、おいしかった。
『ヨシタケシンスケ展かもしれない』、わたしも気になっていたので、『りんごかもしれない』からの連想にウフフとなった。東京最終日に無事つかまえ、とてもとても良かった。
ソーセージ、カステラと同じく、こちらのnote「同じのいっぱいに需要はあるだろうか」の中の一枚。
公開後、追記。またまだりんご。
マスカット
ソーセージ、カステラ、りんごと同じく、こちらのnote「同じのいっぱいに需要はあるだろうか」の中の一枚。
ありそうでレアらしい
懐かしの学校の机
「学校」や「教室」でヒットするのだろうか。ノスタルジーを感じさせる教室の机と椅子。たしか小豆島の二十四の瞳村で撮影したもの。
わたしはコロナ禍の2020年に書いたnote「またバカ話しような!」の重みのタイトル画像に使っている。リアルな教室ではなく、ひと昔前の教室の写真を使ったのは、コロナ禍で「普通」が遠いファンタジーになってしまったという距離感もあったように思う。
あれは給食というより「給食の時間」を食べていたんだなと思う。
というくだりが共感を集めた。
レゴのドア三兄弟
ドアの写真は、note「いくつものドアを越えて─第60回宣伝会議賞贈賞式」の中の一枚。タイトルにちなんで、ドアの写真を2枚、みんなのフォトギャラリーに登録した。もう一枚の「同潤会アパート展で撮った木とガラスのドア三兄弟」も味があって魅力的なのだが、使われているのはレゴドア三兄弟に集中。
土を掘るスコップ
ベランダ庭のガーデニング作業中に撮った一枚。園芸写真を探している方に見つけてもらえた。
わたしは、こちらのnote「そして鉱山が現れた」のタイトル画像に使っている。
note公開後に追記。土掘り、まだまだ需要ある。
千円札いっぱい
わたしのnoteでは、こちらのnote「五千円札のつくりかた」のタイトル画像に使っている。
草を食む羊
羊にこんなに需要があるとは。羊、探されている。
わたしはこちらのnote「美しい羊には¥がある」のタイトル画像に使っている。
note公開後に追記。羊、まだ人気。
ビデオテープ
わたしはnote「頭のテープレコーダーを回せ!!」のタイトル画像に使っている。
文脈からするとカセットテープなのだが、色味が気に入った。
カセットテープも需要があるのかもしれない。note「3.22ラジオ放送百年─『昭和八十年のラヂオ少年』」のタイトル画像をみんなのフォトギャラリーに登録してみよう。
カセットテープ
追記。やはり需要があったカセットテープ。
マニアック部門
焦げたコンセント
https://note.com/masakoimal/n/n4584961a9a85
紙魚に食べられた紙
紙魚と書いて、「しみ」。魚のようにウネウネしていて、紙を食べる。
こちらのnote「紙魚に食べられた紙に需要はあるだろうか」の中の1枚。虫食い紙に需要があることがわかり、うれしい。ここまで紙魚に食べられている紙はレアであろう。
紙魚は毛糸も食べる。パスタも食べる。食べるものを選り好みしていて、食べる紙は食べるし、食べない紙は食べない。だから、集中的に食われる紙は穴だらけになる。毛糸も食べる。パスタも食べる。
文字がはげたキーボード
一代前のMacBookのキーボードにも需要があった。よく打つ文字のアルファベットがはげていて、現代版「雨垂れ石を穿つ」になっている。
こちらのnote「割に合わないの内訳」のタイトル画像をみんなのフォトがラリーに登録した。
膝枕カップと赤い薔薇
膝枕カップにも需要があった。
映画『嘘八百』陶芸監修の檀上尚亮さん作、膝枕カップに赤い薔薇を活けた。写真を寄りにすると、白い膝が強調されるのも面白い。
わたしはこちらのnote「イランでは女性の膝の屈伸は卑猥です」のタイトル画像にしている。
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目に留めていただき、ありがとうございます。わたしが物書きでいられるのは、面白がってくださる方々のおかげです。