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第三十一回:私が説明するときに心がけていること【その1】


これを書いている今は2019年の2月15日です。2月も半ばですが2019年一発目のコラムです。どーんまい。それでは今回もゆるく行ってみましょう。超不定期連載「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるITコラムでございまぁす。このコーナーでは、各用語の説明ページでは取り上げにくいIT関連のネタをテーマに、だらだらと思いついたことを書いていきます。みなさんが「あぁ、なんか役に立ちそうな気もするけど、役に立たないかなぁ。でも、もしかしたら役に立つかも」と思える情報を発信できるように頑張ります!


はじめに


栄えある三十一回目のテーマは……ピヨピヨピヨピヨ(ぴよぴよ的ドラムロール)……じゃん!

私が説明するときに心がけていること【その1】

です。
ITとは関係ない気もしますが、どーんまい。

わわわIT用語辞典』はITの専門家「以外」の人に向けて作っているIT用語辞典です。
ただ最近は、新人教育とかで教える立場にある専門家の方も見てくれているようです。
初心者向けの分かりやすい説明として一定の評価をいただけているということですかね。
ありがたいことです。

そこで気を良くした調子乗りの私は、教える立場の人に向けてコラムを書いてみることにしました。
今までは新入社員とかの若手に向けて書くことが多かったのですけどね。
今回は入社2、3年目とかで初めて後輩指導をすることになった「教える立場の初心者」に向けて書いていきます。

ちなみに【その1】とついているのは「シリーズ化しておけばコラムのネタに困ったときに使えるな(-m-)ぐふふ」と思ったからです。
ただし、思いついたときに気の向くままに書いているので【その2】がいつになるかは私も知りません。

あと、お忙しい人向けに先に結論を書いておくと

知っていることを全部説明しない

です。

最後まで読んでくださる方は、この結論を知らないことにして読み進めてください。


情報には格差があるよ


まず大前提として、情報には格差があります。
大事な情報があれば、大事ではない情報もあります。
初心者向けの情報があれば、上級者向けの情報もあります。
一般常識的な情報があれば、専門家向けの情報もあります。

すごい大雑把に分類すると

1.大事な情報
2.大事ではない情報


の2つですけどね。
「誰にとって」という要素が加わると、同じ情報でも重要度が変わってきます。

教える立場の人は、それを意識してあげてください。

情報には格差がある

のです。

すべての内容を同じテンションで説明するのは、あまり良くありません。
熱く語るべき部分もあれば、サラっと流すべき部分もあります。


相手を見て話そうね


乱暴な言い方ですが、説明の目的は

相手に分からせること

です。

つまり、説明の場というのは、あなたが話したいことを話す場ではありません。

相手が知りたいこと(知っておくべきこと)を話す場

です。

さらに説明が上手い人であれば、相手が知りたいと自覚してはいなかったけど知った瞬間に「私が知りたかったのは、これだ!」と気付くようなことを話したりもするでしょう。
まぁ、そこまでやれちゃう人は、このコラムの想定読者ではありませんが。

当たり前の話ですが、相手が知りたいこと(知っておくべきこと)を話すためには、相手が何を知りたいのか(知っておくべきか)を把握しておく必要があります。
ですから、説明をするときは必ず相手を見てあげてください。

初級者に上級者向けの説明をしても「何を言ってるのか分からない!」となりますよね。


コラム31_1

反対に、上級者に初級者向けの説明をしても「そんなの言われなくても知ってるよ」となるはずです。


コラム31_2

その一方で、初級者に初級者向けの説明をすれば役に立ちます。


コラム31_3

上級者に上級者向けの説明をすれば役に立ちます。


コラム31_4

同じ説明でも、相手によって良い説明にも良くない説明にもなり得るのです。

これは不特定多数の人に見られるブログや多くの人に同時に話す講演なんかでも(多分)同じです。

講演は私がやったことがないので断言できませんが、ブログは少し分かります。
人気のあるブログというのは、ほぼ間違いなく読者像を想定して書かれています。

「こんな人に、こんな情報を届けるぜ!」の「こんな人」がハッキリしているのです。
だから「こんな人」の心に刺さります。


必要な情報を必要な分だけあげようね


ウソかホントか知りませんが、身体の健康に良いのは「腹八分目」だそうです。
その理屈でいえば、頭の健康に良いのは「脳みそ八分目」ですね。

冗談はさておき、繰り返しになりますが、説明の目的は

相手に分からせること

です。
どれだけ多くの情報を詰め込んでも、その情報を相手が自分のものとして咀嚼できていなければ、その説明は失敗です。

説明するあなたは既に知っていることを話します。
脳みそに対する負担は大きくないでしょう。
だから、アレもコレも説明したくなります。

ですが、説明される方は見るのも聞くのも初めてのことばかりです。
そんなに多くの情報を受け取ったらパンクしてしまいます。


コラム31_5

あなたが今まとめて説明しようとしている内容は、1回の説明で学んだことですか?
何回かに分けて段階的に学んだことではありませんか?
仮に1回で学んだ内容だとしても、あなたの目の前にいる相手は、あなたと同じくらい理解力がありますか?

しつこいですが、説明の目的は

相手に分からせること

です。
あなたが「よし!言うべきことは言ったぞ!」と自己満足することではありません。


知っていることを全部説明しない


ここまで偉そうに語ってきましたが、ぶっちゃけ、私もちゃんとできていません(--ゞ
言いたいことを言って満足することや(親切心からですが)必要ないことまで説明して相手を混乱させてしまうことも多々あります。

ですが、だからこそ

知っていることを全部説明しない

ように意識しています。
多くの場合、すべてを説明しても自己満足にしかならないからです。
説明する内容を取捨選択する過程で「相手は、どんなことを知りたいかな?」を意識するようになります。

わざわざ自分の時間を割いて労力をかけて説明してあげるのです。
どうせだったら、きちんと相手に受け取ってもらいたいじゃないですか。

ということで、相手の脳みそに入る分だけの情報を渡してあげましょう。


まとめ


今回は

私が説明するときに心がけていること【その1】

というテーマで好き勝手に語ってみました。

まず前提として、情報には格差があります

さらに、説明の目的は相手に分からせることです。
説明の場というのは、あなたが話したいことを話す場ではありません。
相手が知りたいこと(知っておくべきこと)を話す場です。

だから、説明する際には相手を見てあげてください
相手が何を必要としているかを考えるのです。
ブログなんかで説明を書くときにも読者像を想定することは大切です。

また、情報量が多すぎると相手は混乱します。
必要な情報を必要な分だけ渡すように意識してあげてください。

そのためには

知っていることを全部説明しない

ように意識することです。
そうすると、説明する内容を取捨選択する過程で「相手は、どんなことを知りたいかな?」を意識するようになります。


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私が説明するときに心がけていること【その1】(このページ)
私が説明するときに心がけていること【その2】
私が説明するときに心がけていること【その3】
私が説明するときに心がけていること【その4】
私が説明するときに心がけていること【その5】
私が説明するときに心がけていること【その6】



思いつきで始めて惰性で続けている「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるITコラムですが、いかがでしたでしょうか。また何かネタがあったら、ちまちまと更新していきます。コンゴトモヨロシク。

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