第二十五回:プログラムの作り方(ド素人向け)
これを書いている今は2017年の12月23日です。年末です。もうすぐ2017年が終わります。はやいなー(--;ということで2017年最後のコラム更新です。それでは行ってみましょう。超不定期連載「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるITコラムでございまぁす。このコーナーでは、各用語の説明ページでは取り上げにくいIT関連のネタをテーマに、だらだらと思いついたことを書いていきます。みなさんが「あぁ、なんか役に立ちそうな気もするけど、役に立たないかなぁ。でも、もしかしたら役に立つかも」と思える情報を発信できるように頑張ります!
はじめに
栄えある二十五回目のテーマは……ピヨピヨピヨピヨ(ぴよぴよ的ドラムロール)……じゃん!
プログラムの作り方(ド素人向け)
です。
最近、プログラミングに慣れていない人がプログラムを作る姿を見ていましてね。
私たちプロが(私も一応プロです)、当たり前にやっていることをやっていない気がしたので教えてあげました。
その内容が「我ながら良いことを言ったぞ!」と思わず自画自賛してしまうほど素晴らしかったのです。
……というのが「久しぶりにコラムを書こうかな!」と思った動機です。
今回の内容は「プログラミングはド素人だよ!」な人に向けて書いています。
ある程度プログラムを作り慣れている人なら当たり前にやっているはずです。
読んでも面白くないかもしれません。
面白くなかったら、ごめんなさい。
ちなみに、お忙しい人向けに先に結論を書いておくと、
1.なんで作るか考える
2.何を作るか考える
3.どう作るか考える
4.作る
5.できばえを確認する
の流れで進めてちょうだいね!です。
お家を建てるときに、間取りも決まっていないうちから柱をぶっ立て始めたら「おいおい、何をやってるのよ?!」と思いますよね?
それと同じです。
「よーし!プログラミングするぞー!」と思って、いきなりパソコンをペチペチできるのは一部の天才だけですよ。
プログラムを「作る」前に「考える」作業が必要です。
それを踏まえて読み進めてください。
それぞれの項目について説明していきます。
1.なんで作るか考える
最初にやるべきことは「1.なんで作るか考える」です。
あなたは、どうしてプログラミングをしようとしているのでしょうか?
お仕事だから?
勉強のため?
なんとなく面白そうだったから?
それによって、いろいろ変わってきます。
お仕事でやるなら、なにがなんでも完成させる必要があるでしょう。
イヤになっても止めるわけにはいきません。
いざとなったら他の人に代わりに作ってもらう選択肢もアリでしょう。
勉強のためなら、自分の中に知識や経験を蓄えるのが目的のはずです。
必ずしもプログラムが完成する必要は、ありません。
そりゃー完成した方が嬉しいですけどね。
何かしらの学びを得れば、それで目的は達成されるはずです。
また、他の人に代わりに作ってもらう選択肢はナシでしょう。
他の人にやってもらっても力になりませんからね。
面白そうだったから始めたなら、自由にやってください。
やりたいことを、やりたいように、やってみれば良いのです。
飽きたら、やめてもOKです。
分からないところを他の人に代わりに作ってもらってもOKです。
それで自分が満足できるのであれば。
このように、目的によって選択肢が変わってきます。
また「なんで作るの?」の答えが、プログラミングをやる「動機」です。
「あー、飽きたなー。止めたいなー」と思ったときに「なんで作るの?」の答えを思い出してください。
それによって「くっ、ここで止めるのはマズい」か「あー、もう止めちゃって、いいやー」の結論を出せるはずです。
「1.なんで作るか考える」ことで
動機付けをする
わけです。
まぁ、ぶっちゃけ、やらなくてもプログラミングはできますけどね。
やっておくと、いざというときに役立ちます。
例えば、仕事でプログラムを作らなくちゃいけないのに、コタツでゴロゴロしながらマンガでも読みたいときとかです。
2.何を作るか考える
さて、素直なあなたは「1.なんで作るか考える」をやって、プログラミングに対する動機付けを行ったことでしょう。
次は「2.何を作るか考える」です。
これは
完成図を思い描く
作業です。
専門用語で「仕様決め」と言います。
別に難しい話では、ありませんよね?
どんな物を作るか決まっていないのに作ることはできません。
プログラムを作るには、どんなプログラムを作るか決まっている必要があります。
3.どう作るか考える
さて、素直なあなたは「2.何を作るか考える」をやって、作るプログラムの完成図を思い描いたことでしょう。
次は「3.どう作るか考える」です。
これは完成図を基にして
設計図を作る
作業です。
実際のお仕事現場でも、そのまんま「設計」と呼ばれている工程です。
これも難しい話では、ありませんよね?
どう作るかイメージできていない状況で実際の物は作れないでしょう。
実際のプログラムを作るには、どう作るかがイメージできている必要があります。
4.作る
さて、素直なあなたは「3.どう作るか考える」をやって、プログラムの設計図を作ってみたことでしょう。
お待たせしました。
いよいよ「4.作る」です。
これは設計図を基にして
実際に組み立てる
作業です。
おそらく、あなたが「プログラミング」と聞いてイメージしていた作業が、この作業のはずです。
ちょっと雑談
ここまでを読んで、いかがでしょう。
「プログラミングをするぞー!」と決めて、すぐにパソコンをペチペチできそうですか?
「2.何を作るか考える」や「3.どう作るか考える」をすっ飛ばして「4.作る」をやれそうですか?
「余裕ジャン!」と思った人は天才、もしくは天才と紙一重な人です。
いずれにせよ、このコラムの読者として想定していない人物です。
けーれ、けーれ。
「いや、ムリじゃね?(--;」と思った人は素直な良い子です。
このまま読み進めてください。
普通の人は、いきなり「作る」は、できません。
その前に「考える」必要があります。
何が言いたいかと言うとですね。
パソコンをペチペチする前に、まずは考えなさい
です。
「プログラミングをするぞー!」と決めて、まずやるべきことは「考える」です。
個人的には、パソコンの前にいる必要すらないと思っています。
用意するのは、紙と鉛筆(もしくは、それと同じ役目を果たすもの)で十分でしょう。
それをグリグリやって、作りたいプログラムの完成図と設計図を作り上げます。
実際にパソコンをペチペチしてプログラムを作るのは、その後です。
そりゃー、上級者になれば「作りながら考える」とか普通にやりますけどね。
初心者の段階では、そこまで欲張らない方が無難です。
5.できばえを確認する
さて「4.作る」で実際のプログラムが、できあがりました。
いよいよ大詰めです。
待っているのは「5.できばえを確認する」です。
これはプログラミングにおいては
テストする
作業です。
作った物が期待した通りに動くか確認しましょう。
期待した通りに動けば、完成です。
おめでとー!
まとめ
今回は「プログラムの作り方(ド素人向け)」というテーマで「プログラミングの初学者が知っておいた方が良いんじゃないかなー」と思うことを私なりに語ってみました。
タイトルから期待される内容とは少し方向性が違ったと思いますけどね。
プログラミングをするときは
1.なんで作るか考える (動機付けをする)
2.何を作るか考える (完成図を思い描く)
3.どう作るか考える (設計図を考える)
4.作る (実際に組み立てる)
5.できばえを確認する (テストする)
の流れで進めるのが大事です。
頭の片隅にでもいいので置いておいてください。
実際に「作る」ためには「どう作るか」がイメージできている必要があります。
「どう作るか」をイメージするには「何を作るか」が理解できている必要があります。
それらの作業を始める、続ける、やり遂げるためには「なんで作るか」を自分が納得できている必要があるでしょう。
「よーし!プログラミングするぞー!」と思ったら、実際にパソコンをペチペチしてプログラムを作り始める前に、まずは考える時間を取ってください。
柱をぶっ立てる前に間取りを考えるのです。
余談なおまけ
今回のコラムで書いた
1.なんで作るか考える
2.何を作るか考える
3.どう作るか考える
4.作る
5.できばえを確認する
の流れは基本です。
実際には、それらが複雑に絡み合った進め方をしたりもします。
特に、お仕事の現場とかだとケース・バイ・ケースですね。
例えば、個人が作るような規模の小さいシステムであれば「2.何を作るか考える」「3.どう作るか考える」を頭の中でサクっとやって、いきなり「4.作る」を始めることもあります。
規模の大きいシステムであれば、最初にピヨピヨシステムの「2.何を作るか考える」「3.どう作るか考える」をやって、次にピヨピヨシステムの一部であるピヨ太機能の「2.何を作るか考える」から「5.できばえを確認する」までをやって、次にピヨピヨシステムの一部であるピヨ子機能の「2.何を作るか考える」から「5.できばえを確認する」までをやって、最後にピヨ太機能とピヨ子機能を合体させたピヨピヨシステム全体の「5.できばえを確認する」なんて進め方もあります。
あるいは、諸々の事情により「2.何を作るか考える」と「3.どう作るか考える」を並行してやったり「4.作る」と「5.できばえを確認する」を、ほぼ同時にやることがあったり、げふんげふん。
ただ、どんな進め方をするにせよ、実際のプログラムを作る段階では
1.全体の構成
2.作る機能の概要
3.処理の流れ
くらいは頭の中に入っているものです。
特に「処理の流れ」ですね。
これがイメージできていないと作りようがない気がするのですが、プログラミングに慣れていない人ほど、処理の流れがイメージできていない段階で実際のプログラムを作り始めているように見えます。
もし「処理の流れ」がイメージできていないのであれば時期尚早です。
「作る」前に「考える」をやってください。
思いつきで始めて惰性で続けている「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるITコラムですが、いかがでしたでしょうか。また何かネタがあったら、ちまちまと更新していきます。コンゴトモヨロシク。






