第五十一回:正しい努力の仕方
今日は2020年7月7日です。七夕ですね。「七夕の行事食は何だっけ?(-q-)じゅるり」と思って調べたところ「そうめん」でした。……最近、毎日食べてるよ(-。-;)気を取り直して、今回もゆるく行ってみましょう。超不定期連載「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるITコラムでございまぁす。このコーナーでは、各用語の説明ページでは取り上げにくいIT関連のネタをテーマに、だらだらと思いついたことを書いていきます。みなさんが「あぁ、なんか役に立ちそうな気もするけど、役に立たないかなぁ。でも、もしかしたら役に立つかも」と思える情報を発信できるように頑張ります!
はじめに
栄えある五十一回目のテーマは……ピヨピヨピヨピヨ(ぴよぴよ的ドラムロール)……じゃん!
正しい努力の仕方
です。
ITに関係なさそうなテーマだけど、どーんまい。
よく「努力は大切だけど、間違った努力を続けても意味がない」的なことが言われますよね。
今回のコラムでは、そのような意見に対して私が思っていることを書いていきます。
ちょっと偏った意見かもしれないけど、自分のところだし好きに書いて良いよね(--?
ちなみに、今回のコラムで言いたいことは
1.それが正しい努力かなんて、考えるだけ無駄
2.撤退する条件を最初に決めておくべし
3.努力している自分に酔うな
です。
最後まで読んでくださる方は、この結論を知らないことにして読み進めてください。
「正しい努力」の定義
最初に言葉の定義をしておきます。
「正しい努力」とは、どんな努力でしょうか?
解釈次第で、いろいろな定義付けができるでしょうけどね。
今回のコラムでは
成果につながる努力
が「正しい努力」だと定義して話を進めます。
例えば、試験の合格を目指して勉強しているとしましょう。
その努力を続けていくことで合格に近づく努力が「正しい努力」です。
あるいは、会社の業績を伸ばすために、一生懸命頑張っているとしましょう。
その努力を続けていくことで会社の業績アップに近づく努力が「正しい努力」です。
そのように定義します。
それを踏まえて、読み進めてください。
正しい努力かどうかは結果次第
突然ですが、ピヨ太君がいます。

ピヨ太君はインターネット上で見られるIT用語辞典を作っています。

ピヨ太君は、自分が作ったIT用語辞典がたくさんの人の役に立ったら良いな~と思っています。

あと、広告収入がガッポリ入って、ウッハウハになれたら良いな~とも思っています。

そんなピヨ太君が作っているIT用語辞典ですが、見てくれる人があまり多くありません。
広告収入も雀の涙程度です。

でも、ピヨ太君は諦めません。
頑張ってIT用語辞典を改良し続けました。
用語の説明を追加し、コラムとかも載せてみました。

そうやって1年間くらい頑張り続けました。
その結果!
残念ながら、見てくれる人は、あまり増えていませんでした。
ピヨ太君は、ちょっと涙目です。

ここで、ちょっと考えてみてください。
ピヨ太君は「多くの人の役に立つ」「広告収入がガッポリ入る」の2つの成果を求めて頑張りました。
1年間も頑張り続けましたが、成果は出ませんでした。
ピヨ太君は、成果につながらない「間違った努力」をしていたのでしょうか?
答えは
分からない
です。
何故なら、努力の方向性は正しいけど量が足りないから(まだ)成果が出ていない可能性もあるからです。
努力をしたのに成果が出ないときは
1.成果につながらない「間違った努力」をしている
2.成果につながる「正しい努力」をしているけど努力の量が足りない
の2つの可能性があります。
その努力が「正しい努力」か判断できるのは
成果が出たから「正しい努力」だった
だけです。
たとえ現時点で成果が出ていなくても「間違った努力」とは断言できません。
「正しい努力」だけど努力の量が足りていないだけの可能性もあるからです。
よって、成果が出ていないときに「今やっている努力は正しい努力なのだろうか?」や「自分は今、間違った努力をしているのではないか?」などと考えるのは時間の無駄です。
そんなの分かるわけないので。
不安な気持ちが膨らむだけで、何も良いことはありません。
それが正しい努力かなんて、考えるだけ無駄
なのです。
ダラダラ続けるのはダメ
前の節で
それが正しい努力かなんて、考えるだけ無駄
と書きました。
でも、今やっている努力が「正しい努力」なのか「間違った努力」なのかは気になりますよね。
成果につながらない努力を続けても時間を浪費するだけです。
もし今の頑張りの先に成果がないのだとしたら、早めに方向転換するべきでしょう。
確かに、そうです。
そう考えると「正しい努力」なのか「間違った努力」なのかの判断は重要です。
でも「正しい努力」なのか「間違った努力」なのかを判断する方法がありません。
困りましたね。
このジレンマを解消する手っ取り早い方法は
撤退する条件を最初に決めておく
ことです。
あらかじめ撤退条件を決めておくことで「正しい努力」と「間違った努力」を擬似的に判断できます。
それに加えて
1.今のやり方に対する迷いや不安
2.根拠のない希望的観測
の2つを抑えられます。
ちなみに、カッコ付けて「撤退」と書きましたが、別に「諦めて止める」ことを薦めているわけではありません。
意図するところは
「やり方を見直すタイミング」の条件を最初に決めておく
です。
「ここまでやって成果が出ないから、今までの努力は間違った努力だったんだな」と(本当のところは分からないけど)判断する条件です。
例えば、そうですね。
資格試験の合格を目指して勉強しているとしましょう。
勉強方法は「過去問をひたすら解く」にします。
撤退条件は「3回、不合格になったら」に決めました。
過去問をひたすら解いて勉強しました。
1回目の試験は不合格でした。
過去問をひたすら解いて勉強しました。
2回目の試験も不合格でした。
過去問をひたすら解いて勉強しました。
3回目の試験も不合格でした。
3回目の試験が不合格になった時点で「過去問をひたすら解く」というやり方の勉強は「間違った努力」だったと判断します。
たとえ、本当は「正しい努力」で努力の量が足りなかっただけだとしても、です。
そして、その資格を取得することは諦めます。
……というのも選択肢の1つですし、例えば「スクールに通って、専門家に教えもらう」のように勉強方法を変えるのも選択肢です。
ちなみに、撤退条件は何でもいいです。
「1回、不合格になったら」でも「1週間後にやる模擬試験で80点以上取れなかったら」でも好きに決めてください。
このような進め方にすることで、まず「過去問をひたすら解く勉強のやり方は、もしかして間違っているのかな?」という迷いや不安を減らせます。
3回、不合格になる前に合格できれば、それは「正しい努力」だったのです。
3回、不合格になる前に合格できなければ、それは「間違った努力」だったのでしょう。
「正しい努力」なのか「間違った努力」なのかは結果を見れば分かります。
逆に言えば、結果を見るまでは判断できません。
どれだけ考えても結論は出ません。
考えるだけ時間の無駄です。
さらに、撤退条件を決めておくことで「まだ結果は出ていないけど、やり方は間違っていないはず」みたいな根拠のない希望的観測を排除できます。
繰り返しになりますが、成果が出ていない間は、それが「正しい努力」なのか「間違った努力」なのか判断できません。
本当は「間違った努力」なのに「正しい努力」だと思ってしまう危険性もあるわけです。
その結果、成果につながらない「間違った努力」をズルズルと続けてしまう可能性もあります。
撤退条件を決めておけば、それを回避できます。
いくら「正しい努力」をしているつもりでも、成果が出ないで撤退条件を満たしてしまえば「間違った努力」と判断するからです。
本来であれば、成果が出ていない段階で「正しい努力」なのか「間違った努力」なのかは判断できませんが、撤退条件を決めておくことで擬似的に判断できます。
努力は過程
ここまで「正しい努力」について語ってきておいてなんですが、個人的には
努力することに意識を向け過ぎるのは良くない
と思っています。
努力というのは何かを得る際の過程です。
努力することが目的ではありません。
努力した結果、何かを得るのが目的です。
例えば、そうですね。
あなたが毎日1時間ほどプログラミングの勉強をしているとしましょう。
今日も頑張って勉強しました。
これで1ヶ月間、毎日プログラミングの勉強をしたことになります。
いやー、頑張りましたね。
なんで?
なんでプログラミングの勉強をしているのですか?
プログラミングが面白いから?
手に職をつけたいから?
プログラミングの仕事は在宅でやれてフリーランスになりやすくてやり方次第でガッポリ稼げるから?
あなたは「毎日プログラミングの勉強をする」という努力をしています。
とても素晴らしいです。
でも、あなたは「毎日プログラミングの勉強をする」のが目的で毎日プログラミングの勉強をしているわけではありませんよね。
きっと、その先に「やりたいこと」や「なりたい自分」があるはずです。
その「やりたいこと」や「なりたい自分」を忘れないようにしてあげてください。
努力というのは言い訳にも使えます。
「こんなに頑張っている」という事実は、自分を正当化して現実から目を背けるのに便利です。
でも、それに甘えてはいけません。
本当は「努力する」のが目的ではなく「努力して、何かを得る」のが目的ですよね。
まとめ
今回は
正しい努力の仕方
というテーマで好き勝手に語ってみました。
今回のコラムで言いたいことは
1.それが正しい努力かなんて、考えるだけ無駄
2.撤退する条件を最初に決めておくべし
3.努力している自分に酔うな
の3つです。
その努力が「正しい努力」か判断できるのは
成果が出たから「正しい努力」だった
だけです。
成果が出ていない場合には
1.成果につながらない「間違った努力」をしている
2.成果につながる「正しい努力」をしているけど努力の量が足りない
の2つの可能性があるので「正しい努力」か「間違った努力」か判断できません。
よって
それが正しい努力かなんて、考えるだけ無駄
です。
ただし「間違った努力」を続けるのはマズいです。
そこで
撤退する条件を最初に決めておく
ことで「正しい努力」か「間違った努力」かを擬似的に判断できるようにします。
撤退条件を満たす前に成果が出たら「正しい努力」だったと判断し、成果が出ないうちに撤退条件を満たしてしまったら「間違った努力」だったと判断するわけです。
また、努力は過程です。
「努力する」のが目的ではなく「努力して、何かを得る」のが目的のはずです。
努力している自分に酔わない
ように気を付けてください。
蛇足なおまけ
今回のコラムで取り上げた
撤退する条件を最初に決めておくべし
ですが、実は、いろいろなことに応用が利きます。
例えば、私は自営業をやっていますが、あらかじめ
貯金が○○円以上:やりたくない仕事はやらない
貯金が△△円以上○○円未満:やりたくない仕事もやる
貯金が△△円未満:自営でやるのは諦めて、就職とかを考える
のように「こうなるまでは、こうする」ラインを決めてあります。
逆に言えば「こうなったら、これを諦める」な撤退条件を決めてあるのです。
このように撤退条件を決めてあることで、今回の新型コロナ騒動みたいなことが起こっても「どうしよう。このまま自営業でやっていけるのかな(´・ω・`)」みたいな不安を感じなくて済んでいます。
新型コロナがどうなろうと貯金が○○円を切らない限りは好きにやっていきますし、貯金が△△円を切ったら新型コロナの影響があろうとなかろうと自営業を諦める方向で動くからです。
あらかじめ自分の中で「こうなったら、こうする」を決めておくと、外部要因に心を削られることが減りますよ。
結構オススメです。
思いつきで始めて惰性で続けている「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるITコラムですが、いかがでしたでしょうか。また何かネタがあったら、ちまちまと更新していきます。コンゴトモヨロシク。






