出典:平成27年度 ITパスポート試験(IP) 春期分 問93
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予備知識
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| メーカ | 何かを作っている会社 |
| 表計算ソフト | Excelっぽいソフトの総称 |
| ワークシート | 表計算ソフトの作業画面。マス目が並んだ表 |
| セル | Excelのマス目 |
| 売上高 | 本業で得た収入 |
| 利益 | 「収入-支出」で求められる金額 |
| 費用 | 商売で発生した支出 |
| 変動費 | 売上によって金額が変わる費用 |
| 固定費 | 売上によって金額が変わらない費用 |
| 変動費率 | 「変動費÷売上高」もしくは「変動費÷売上高×100」の計算式で求められる値。売上高に対する変動費の割合 |
| 損益分岐点売上高 | ちょうどプラマイゼロ(損も得もしない状態)になる売上高の金額 |
| 損益分岐点販売数量 | 損益分岐点売上高を得るのに必要な販売数 |
| 損益分岐点 | 「損益分岐点売上高」もしくは「損益分岐点販売数量」の省略表現。損も得もしていない状態になるところ。今回は「損益分岐点売上高」の省略表現ですね |
問題
| 中問C |
|---|
| 売上高の損益分析に関する次の記述を読んで,四つの問いに答えよ。 部品メーカに勤めるAさんは,材料費などの変動費と人件費などの固定費を把握し,表計算ソフトを活用して,売上高と利益を検討することにした。1か月の売上高,変動費に固定費を加えた総費用を基に,図1に示すような売上高の損益分析を行うためのワークシートを作成した。 変動費は売上高に連動して増減する費用であり,変動費率は変動費の売上高に占める割合である。固定費とは,売上高にかかわらず発生する一定額の費用である。損益分岐点は売上高と総費用がちょうど等しくなる売上高であり,売上高が損益分岐点以下であれば赤字になり,それ以上になれば利益が出る。 変動費率と固定費は,それぞれセル B1,B2 に入力してある。 ![]() |
| ピヨ意訳:売上高の損益分析に関する話だよ。以下の文章を読んで、問題に答えてね。 ピヨピヨカンパニーのピヨ太君は、表計算ソフトを使って売上高とか利益とか費用とかを見ることにしたよ。そのために、1か月の売上高と総費用をもとにして図1のような表を作ったよ。 ![]() ・変動費は売上高に連動して増減する費用で、変動費率は変動費の売上高に占める割合だよ。 ・固定費は売上高にかかわらず発生する一定額の費用だよ。 ・損益分岐点は売上高と総費用が同じになる売上高だよ。売上高が損益分岐点以下であれば赤字だし、それ以上なら利益が出るよ。 ・変動費率と固定費は、それぞれセル「B1」「B2」に入力してあるよ。 |
| 問題文 |
|---|
| 売上高に応じた総費用を求めるために,図1のセル B5 に計算式を入力して,セル B6~B15 に複写する。セル B5 に入力する計算式として,適切なものはどれか。 |
| ピヨ意訳:図1の「総費用」列の値を計算するために、図1のセル「B5」に計算式を入力して、それをセル「B6」から「B15」までコピーするよ。セル「B5」に入れる計算式として相応しいのはどれ? |
| 解答選択肢 | |
|---|---|
| ア | A5*B1+B2 |
| ピヨ意訳:- | |
| イ | A5*B1 |
| ピヨ意訳:- | |
| ウ | A5*B$1+B$2 |
| ピヨ意訳:- | |
| エ | A5*B$1 |
| ピヨ意訳:- | |

正解
| 正解 | |
|---|---|
| ウ | A5*B$1+B$2 |
| ピヨ意訳:- | |
ピヨピヨ解説
固定費に注目すれば、比較的シンプルな問題ですね。
総費用は「変動費+固定費」です。
よって、固定費を含んでいない「イ:A5*B1」と「エ:A5*B$1」が消えます。
残るは「ア:A5*B1+B2」と「ウ:A5*B$1+B$2」です。
「ア」と「ウ」の違いは「$」の有無です。
「$」の有無による違いは、ちょっと乱暴な説明ですが、1つ下のセルにコピーしたときに
1.「$」が付いていると数字が変わらない(絶対参照)
2.「$」が付いていないと数字が1つ増える(相対参照)
と覚えてください。
※具体的なことが知りたい人は「絶対参照」「相対参照」の説明を ご覧ください。
固定費の金額が入っているのはセル「B2」で固定です。
よって、絶対参照で指定している「ウ:A5*B$1+B$2」が正解です。
ちなみに「ア:A5*B1+B2」をセル「B5」に入力した場合、セル「B6」にコピーすると「A6*B2+B3」になります。
変動費率と固定費の参照先まで1つ下にズレてしまっていますよね?







