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誰かのために生きるあなたへ。米津玄師「烏」という歌【カンヌへの道-17】

沖縄で俳優として活動しています。
宮崎から来た元甲子園球児に野球を教わって、体の使い方に革命が起きている、いっちーこと伊藤駿一です。
#本当にありがとうございます


誰かの期待を背負っても、自分の人生を生きていい

最近、自分はいろんなものを背負って生きているな、と思うことがあります。

仕事のこと、これからのこと、応援してくれる人の期待。自分から進んで背負いに行ったものもあれば、いつの間にか背負わされていたものもある。たぶん、その両方があります。

そんな夜に、米津玄師さんの「烏」という曲を聴きました。

うまく説明できないのですが、聴いているうちに、いろんな人の顔とか、自分の中にある矛盾とか、流れて戻らない時間とか、そういうものが一度に押し寄せてきました。諸行無常、という言葉が浮かびました。すべては移り変わって、同じ場所には何ひとつ留まらない。

気づいたら、泣きそうになっていました。

そして、肩の荷が少しだけ下りた気がしたんです。

なんて言えばいいんでしょう。「人の思いや期待を背負っているけれど、それでも、やっぱりこれは自分の人生なんだよな」と。「自分の人生を生きていいし、生きていきたい」と。そう言ってもらえたような気がしました。

正直に言うと、僕はどこかで、自分のために生きることに、うしろめたさのようなものを感じていたのかもしれません。自分のためを優先したら、社会でうまくやっていけないんじゃないか。だから「誰かのために」でいるほうが、どこか安心できた。

でもこの曲は、そんな僕に「自分のためでいい」と言ってくれた気がしました。

不思議なことに、その時に浮かんだのは、自分のことだけではありませんでした。

今、サッカーのワールドカップで戦っている選手たちのことを思いました。たくさんの人の期待を背負って、ピッチに立っている人たち。あの重さは、僕には想像することしかできません。

でも、あんなに大きな舞台じゃなくても、と思うんです。

職場で誰かのために働いている人。家で家族のために動いている人。友達のために時間を使っている人。みんな、何かしら誰かのために生きている。それでも、その人の人生が、その人自身のものであることに変わりはありません。

だからこの曲は、日本代表に向けられただけの歌じゃない気がしました。

誰かのために生きながら、それでも自分の人生を生きている。命を持って生きる、すべての生きとし生けるものに向けられた歌なんじゃないか。そんなふうに聞こえたんです。

もしあなたも今、何かを背負って、少し重たくなっているなら。

あなたも、誰かを背負ったまま、自分の人生を生きていいんだと思います。背負うことと、自分のために生きること。それは、たぶん、ぶつからない。

僕が演劇でやりたいことも、つきつめると、ここに繋がっている気がします。しんどい時にふと見上げると、ここにいていいと思える。そんな光のようなものを、舞台の上から届けたい。いつか必ず立つと決めているカンヌの舞台も、その先で「演劇は世界を平和にする」を本気で信じていることも、たどっていくと同じ場所から始まっている気がします。

今日はそんな、一曲に肩の荷を下ろしてもらった夜の話でした。


読んでくださり、ありがとうございました。


最後まで読んでくれたあなたへ

カンヌへの道も、演劇で世界を平和にする仕組み作りも、一歩ずつ近づいている、長い道のりです。これからも今日のような分厚い壁に、数え切れないほどぶつかるはずです。

だからこそ、あなたが最後に押してくれる「スキ」の一つひとつが、「この熱のまま、もっと遠くへ行け」と僕の背中を押す最大の原動力になります。

もしよければフォローして、この長い旅の「一番の目撃者」になってくれませんか。いつか必ず辿り着くその景色を、一緒に見たいです。


伊藤駿一を初めて知った方へ

これまでの活動の全体像(俳優としての目標と、書いているシリーズ)は、自己紹介の記事にまとめています。

▼ 俳優 いっちーの自己紹介とカンヌという目標、演劇教育への想い
https://note.com/icchi_ito/n/n0a7b8461f7e1


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【挑戦その1】「地域を応援する演劇」シリーズ、上演中

沖縄の食堂や自治会を舞台に、笑って、泣けて、ちょっと優しくなれる。そんな群像ハートフルコメディを連続で上演しています。地域の居場所やコミュニティを応援する取り組みでもあります。

前回公演『にぬふぁぶし』(那覇の子どもの居場所が舞台)は、2026年6月6日に2ステージとも無事終演しました。お越しくださったみなさん、本当にありがとうございました。

次回公演:『自治会パンデミック!』7月4日(土)・5日(日)上演

「地域を応援する演劇」シリーズの次の公演です。1100世帯を抱える自治会で、実際に動くのはたった数人。崩れかけた自治会に、1人の若者が現れる——SNSやビジネスの力で改革が進む裏で、長年支えてきた人たちの「居場所」が消えていく。「数字か、つながりか」。対立する価値観の中で揺れる地域の、笑って泣ける群像劇です。

  • 日時:2026年7月4日(土) 14:00開演 / 18:00開演、7月5日(日) 13:00開演 / 17:00開演(全4ステージ)

  • 会場:壺屋演劇場かさね(沖縄県那覇市壺屋2-23-26)

  • 料金:一般2,000円 / 学割1,000円 / 小学生以下無料(当日券は一般・学割ともに +500円)

  • 脚本:かないゆう

  • 演出:西平寿久

  • 主催:01 ENTERTAINMENT

  • メイン出演:チーム大黒天 / Special Thanks:チーム恵比寿、01 ENTERTAINMENT(土曜クラス)

▼ チケットのご予約はこちらから(演劇.net)

▼ ご予約方法のご質問・お問い合わせは公式LINEから
https://lin.ee/jbUrdeB


【挑戦その2】「出張一人芝居」はじめます!

沖縄本島内であれば、どこへでも行きます。
観客が何名でも構いません。「たった1人」からでも、見たいと手を挙げてくださる方がいれば、あなたのためだけに、指定された場所へ伺って全身全霊で演じます。

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▼出張一人芝居のご依頼・ご相談は公式LINEから(上のLINEリンクと同じです)
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