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RB大宮アルディージャ 選手所感 百年構想リーグ (MF・FW)


百年構想リーグの選手所感、今回はMF・FW編なのですよ


★今季の全観戦記★


★選手所感 GK・DF・レンタル編★



MF

6石川 俊輝 (7試合,164分,1G0A)

相手へのプレスやボール奪取が得意なユース出身のDMF。
大宮ユースから大学に進み、プロ入りした湘南ベルマーレでは主力としてナビスコ優勝に貢献。その後J2の大宮にカテゴリーを下げて移籍し、途中ヴァンフォーレ甲府へのレンタルを1年挟みつつも、6年半大宮に在籍。大宮愛の強さもよく伝わり、キャプテンとして掴んだJ3優勝は記憶に新しい。
基本的には守備的な選手(昔、SBをやった試合もあったはず)だが、一昨年のJ3ではその狩り能力を買われて、前線でも起用された。今年もDMFやSHなどを務める。
昨年のHいわきFC戦で大怪我を負った中での今シーズン開幕で、長らく試合に出られなかったが、第9節FC岐阜戦で戦列復帰。必死のリハビリで乗り越えただろう事は、ピッチに戻ってきた時の宮さんの涙を見れば自ずと想像できた。第15節いわきFC戦では、強度で押してくる相手に対し、中盤のデュエル役としてスタメン抜擢され、中盤のボール奪取に大貢献してくれた。
シーズン中に今季での引退が発表され、最終高知ユナイテッド戦では途中出場から渾身のミドルで決勝点を挙げて、自らの引退に花を添えた。
本当にお疲れ様でした。



7小島 幹敏 (17試合,1350分,2G2A)

今年もチームの大黒柱として多くの試合に出場したレフティーDMF。
インテンシティ高く相手にプレスするというか、先読みとポジショニングから相手のパスをインターセプトするのが得意。足下の技術も高く、細かなパスであったり、ゴールに直結するスルーパスであったり、左サイドでのビルドアップの中心的存在。
相手がプレスに来ても、最小限の動きや上半身のフェイントなんかで、ボールと相手の間に体を入れてキープするのが本当にうまいんだよね。A藤枝MYFC戦で、途中投入されてから中盤を制圧していた姿が印象深い。
最終戦では4-1-2-3のIHでも出場。テツさん時代は3-1-4-2のアンカー適性も見せていた小島だけど、玄がいる中、一列前のIHでの攻撃適性も見せてくれた。来季の起用位置はどうなる!?



8カウアン ディニース (7試合,357分,0G0A)

RBのスカウト網にかかり、開幕直後の2月頭にブラジル2部から完全移籍。ほぼ同時に湘南へ移籍したシルバと入れ替わった形だったけど、RBとしては30歳超えのシルバではなく、21歳のカウアンの若さと将来性を選択した感じ。
攻撃型ボランチが本職という感じで、186 cmの恵まれた体格を活かした狩り能力と、強力なミドルシュート、そして長短織り交ぜたパスが長所といった印象。
特に視野が非常に広く、フリーで受けるとロングパスもショートパスも彼にしか見えていない場所に出すってなシーンを何度も見せてくれた。うまく言語化できないんだけど、非常に受け手に優しいパスを出せるんだよね。
ブラジルでのプレー集や試合前のシュート練習では、強烈なミドルを何本も叩き込んでいたんだけど、実践ではミドルを撃っていた印象がないんで、この辺りは来季以降の爆発に期待。
初めての異国でのプレーと慣れない寒さでチームへのフィットが遅れ、AいわきFC戦でデビューするも、ボールロストなどもあり本領を発揮できず。その後は試合から遠ざかり、次の出場はいわき戦から40日ほど経ったHジュビロ磐田戦まで待つことに。
DMFの出場が多かったが、A FC岐阜戦ではOMF、高知戦ではIH (途中から一瞬だけCF)と、前目のポジションでもプレー。少し前目で使った方が活きるのかなとは思うけど、もし4-1-2-3ならアンカー適性もありそう。
ともあれ来季のフル活躍が期待される選手。


14泉 柊椰 (20試合,1487分,10G3A)

左サイドで闘うドリブラー。今季はその得点力が爆発し、10G3Aという素晴らしい数字を残してEAST-BのMVPにも選ばれた。
一瞬の加速による縦突破のみならず、カットインからのミドルシュートも得意。ドリブルを警戒する相手DF2人を引き付けてからの、フリーの選手へのラストパスも、大宮の左からの攻撃に欠かせないピースとなっている。
サイドに張る事が多かった昨季・昨々季であったが、今季はサイドをSBに任せて中で受ける事も多く、またゴール前にも入っていってヘッドでの得点も増えた。
ここでよく書いてはいるんだけど、攻撃のみでなく守備も秀逸。カウンター食らった時の素早いプレスバックであったり、クロスのブロックであったり、失点を未然に止める活躍を幾度もしており、その守備貢献はもっと評価されてほしい。



15中山 昂大 (18試合,1021分,0G1A)

ユース卒大学経由の二年目DMF。187 cmとMFとしては大柄な体格だが、高さを全面に出すというか、足下の技術で勝負するタイプ。
安定したパス捌きが、後方からのビルドアップを主軸とするチームにも合致し、18試合出場という飛躍のシーズンとなった。アシストは持ち運びから関口の劇的ミドルを呼び込んだ、A福島ユナイテッド戦のかな?
昨季はそのビルドアップ能力を買われ、3バックの中央CBとしても数試合起用されることも(去年、一瞬だけ後ろからの繋ぎを志向していた時期があった)。今季もA松本山雅戦で1試合だけ途中からCBを任される。4バックでのCB中山の選択肢は無いのかと思っていたので、オプションとしてちゃんと考えられていて、少し嬉しかったのを覚えている。
昨季より中盤でのインテンシティもUPしており、大きな体を盾にして相手からボールを奪うシーンも散見。来季の厳しいレギュラー争いに勝ち残っていってほしい。

*中山のアシストからの関口ゴール*


16加藤 玄 (8試合,564分,0G0A)

昨季は大学4年生年代ながら名古屋グランパス入りし、副キャプテンにも就任したが8試合の出場に終わり、今季から大宮にレンタル加入。
開幕前は配球や持ち運びに長けた司令塔タイプのボランチだと思ってたんだけど、実際は中盤でのデュエル上等の狩り取り型だった(勿論パスもうまい!)。
狩りを志向するRBサッカーの下、開幕からボランチ(or 右CMF)で出場し続け、各デュエル指数はリーグ上位に名を連ねていた。データ通り中盤の壁として好調なチームの柱となっていたが、第7節ジュビロ磐田戦での負傷で長期離脱。復帰は最終高知戦まで待たされることに。
玄が離脱していた期間は勝ちを伸ばせず、玄の離脱と共にチームの成績は下降。勝てなくなった原因は勿論他にもあるかとは思うが、玄の離脱は間違いなく一つの要因であったかと。
復帰した高知戦では4-1-2-3のアンカーで出場し、中盤のフィルター役として大いに躍動。確かにアンカーは、デュエルもパスもできる玄に適役。26/27のレンタル延長も決まっている中、来季は玄を中心とした4-1-2-3を主体に戦っていくのかな?


17神田 泰斗 (3試合,97分,0G0A)

昨季、ユースで高校2年というクラブ最年少でプロ契約を結んだMF(今季は高3世代)。世代別日本代表にも主軸として呼ばれ続けている左利きのMF。
今季はベンチ入りを果たすも、中々ピッチに立てない時間が続いたが、第9節FC岐阜戦プロ初出場し、続くA松本山雅戦にも途中出場。この2試合はボランチでの途中出場だったが、第13節ヴァンフォーレ甲府戦では1列前の左SHで先発出場。甲府戦では内に入ってったり下がったりと、ボールを引き出す動きが目立っていて、泉とはまた違うSHとしての役割を全うしていた。
開幕前は小島タイプのボランチかと思っていたけど、より攻撃的で、例えば4-1-2-3だったらIHなんてのも面白いかも。とにかくもっとプレータイムを増やして、そのテクニックを見せてほしい。


27松井 匠 (10試合,327分,0G1A)

阪南大卒のルーキードリブラー
右SHとCFで10試合出場するもゴールは奪えず。1アシストはH福島ユナイテッド戦の小島への折り返し。Hコンサドーレ札幌戦での絶妙なお尻パスは、アシストつかなかったみたい。
CFで出場した試合では中々にキープができず、前線で基点になりきれていなかった一方、サイドではボールを持って縦突破を見せてくれていたため、やはりサイドで使った方が活きるんじゃあないかなとは思う次第。
プロの強度に慣れた今季を経て、来季のブレイクに期待。

*松井の折り返しアシストからの小島ゴール*



33和田 拓也 (8試合,289分,0G0A)

一昨年の夏に大宮に復帰してからは、CMF、アンカー、DMF、OMF、SBと、どこでもこなすユーティリティーさと、抜群のスペース管理とバランス感覚で、目立たないところでチームを支えてくれた立役者。
高い戦術理解度で監督の意図を汲んで、途中出場から盤面を変えることもできるため、ベンチにいると非常に助かる選手で、宮さんやテツさんからの信頼も非常に厚い事が伝わってきていた。
同カテの甲府に移籍ということになったけど、これからも頑張ってほしいっすね。


43小林 柚希 (4試合,116分,0G0A)

2種登録でシーズンインし、6月に見事プロ契約を勝ち取った高3世代の攻撃的MF。昨年はU-17代表にも選ばれている。
第15節いわきFC戦での途中出場でプロ初出場。H長野パルセイロ戦での途中出場を経て、大事なPOでは横浜FC戦高知戦と連続でスタメンに抜擢。
主戦場は右サイドで、SHやWGが適正ポジション。
属性はドリブラーだが、細かいタッチでちょこまか抜いていくというかは、上半身のフェイントなどで相手の意表を突いて、切り返しやスピードのオンオフで抜いていく感じの印象。大宮のドリブラーで言うと、柴山や奥抜というか高田のドリブルに近いかなぁ。



47エドワード 真秀 (0試合,0分,0G0A)

小林と同じ高3世代のボランチ。今季よりプロ入りするも、百年構想リーグでは出場無しのためプレーは未見。
先日行われたU-19代表にも選出されているため、その能力を早く大宮でも見てみたい。




FW

10豊川 雄太 (2試合,82分,0G0A)

CF、シャドー、トップ下とどこでもこなせる万能ストライカー。昨年のテツさん時代は右シャドーとして、宮さん時代はトップ下としての起用が多かった。
ボール受けてからの反転が早く、トップ下では最終ラインからの縦パスを受けて、前線とのハブ役として昨季は大いに機能。難しいシュートを決めきるゴラッソメーカーとしても、昨年は7得点をマーク。
攻撃だけでなく、恐怖という概念が頭に無いぐらい全速力でボールホルダーにぶつかっていく鬼プレスの様は圧巻。あれだけ全力で来られると、相手は本当に怖いだろうなー、と。
しかし、昨季のリーグ最終戦のレノファ山口戦で負傷した怪我の影響で、今季はほとんどリハビリに励むことになり、出場はPOの横浜FC戦高知戦の2試合に。
大宮の攻撃の中心になるべき選手のため、26/27シーズンの完全復活からの爆発に期待。


11カプリーニ (18試合,1054分,8G0A)

強力な左足からのフィニッシュの部分だけでなく、アシストや下がってボールを受けてからの運び出し、前線でのレイオフやファールを受けてのFK獲得等々、一人何役もこなせるレフティーFW。誕生日(11/11)にちなんで、今年は背番号11を背負った。
途中出場ながらハットトリックを決めたH福島戦のように、今季も類稀な決定力を発揮し、泉・山本と共に凶悪な2列目トリオの一角として暴れてくれた。
*去年までは左足のFK・CKのキッカーを多くになっていたが、今年は聖にバトンタッチ
170 cmと小柄ながら体が強く、相手を背負ったキープも可能 。HいわきFC戦では、文字通り相手を背負ってもびくともせずに抜け出すという鬼フィジカルを披露していた。
高さがなくなった大宮の前線において、それでも空中戦にある程度強いカプがロングボールの受け手になっていたけど、そこには本職の受け手が欲しいところではあった。


20日髙 元 (14試合,736分,1G0A)

昨年末の高校選手権で優勝した神村学園のFWとして大会得点王となり、大宮とのプロ契約をもぎ取ったアタッカー。ルーキーながらCFやOMFとして700分以上の出場時間を勝ち取り、A札幌戦では嬉しいプロ初得点を挙げている。大宮での活躍に伴い、先日のU-19代表にも選ばれた。
165 cmと小柄な体格のため空中戦は苦手だが、前線で体を張ったプレーもでき、相手DFと50/50の曖昧なクリアボールなんかも、体を入れてキープしてくれていた(チームとして非常に助かるプレー)。
攻撃では敏捷性と一瞬の加速力があり、DFとの駆け引きから一歩前に出て抜け出す事ができる。またその敏捷性を活かした前線のプレスのタスクも厭わず実行。前からの狩りを標榜するチームにおいて、そのプレスを買われてCFとして使われていたってのも大きいハズ。
いわきFCの主力となってる中野や荒木、町田ゼルビアの徳村、アビスパ福岡の福島ら、神村学園の同級生達の活躍も大いに刺激になっているはず。

*日髙のインターセプト&突破からのサンデーゴール*

23杉本 健勇 (17試合,818分,2G1A)

大宮のキング。一見クールなように見えるが、試合中や試合後は気持ちを全面に押し出して、チームの勝利のために力を注ぐことを厭わない、非常に熱い選手。
長身を活かした空中戦や体を張ったキープのみならず、組み立てにも参加してラストパスを出すこともできる。
今季は開幕から4-3-1-2の2TOP、もしくは4-2-3-1のCF or OMFとしてスタメンを続け、ビルドに困った際のロングボールの逃げ道としてよくボールを収めてくれた。しかし徐々にスタメンが減少し、後半戦はGW連戦中の2試合のみのスタメンで、途中出場が多くなっていく。
それでもスタメン出場したHいわきFC戦では、いわきのプレス回避のためのロングボール戦術の重要なピースとして、勝利に大きな貢献をしてくれた。
一人でチームの戦術の幅を広げてくれ、前線に足りていない高さを補ってくれる選手のため、来季も活躍が期待される。



42中島 大翔 (0試合,0分,0G0A)

今季2種登録された高3世代のFW。昨年はU-17代表にも選ばれている。165 cmと小柄な体格からの、抜群のスピードを活かした裏抜けなどが得意なプレー。今季は試合出場がなく、プレー自体は未見。
同時に2種登録された小林と木寺がプロ契約を勝ち取った中、負けじと活躍しまくってほしいっすね。


45山本 桜大 (19試合,1563分,10G3A)

10ゴール3アシストという目に見える得点の部分のみならず、とにかくネガトラ時の即時ゲーゲンプレスが強力で、大宮の狩りの大黒柱として攻守にわたり素晴らしいインパクトを残した。個人的ベストゴール1位2位は共に山本のゲーゲンからの得点♪
得点パターンも多彩で、カットインからの強力な右足ミドルを筆頭に、グラウンダーに点で合わせたり、クロスに頭で合わせたり、バリエーション多く得点を重ねた。
まさにフロントが述べていたように、RBサッカーを体現する、大宮の象徴のような活躍をリーグ通して見せてくれたたため、個人的MVPにも選出させていただいた!
そしてなんと先日、ライプツィヒへの完全移籍、及び26/27は大宮へのレンタルという、今後の移籍市場に大きなインパクトを残すであろうビッグニュースが飛び込んできた!来季もMVP級の活躍に期待!


48磯﨑 麻玖 (1試合,24分,0G0A)

ユース卒2年目の192 cmを誇る長身ストライカー。昨季はシーズン途中、姉妹クラブのニューヨーク・レッドブルズに練習参加も。
ユース時代から怪我がちではあり、プロ入り後中々試合に絡めなかったが、最終高知戦の65分からCFでプロ初出場。出場直後に関口からの絶好のラストパスをふかしてしまい初得点は逸したが、その後、3人のマークを引きつけてからのラストパスで、石川の現役ラストゴールを演出。チームを勝利に導いた。
来季は横河武蔵野FCへ育成型期限付き移籍が決定。まずは実戦経験を高めてほしい。

*磯崎のキープからの石川ゴール*


49マギー ジェラニー 蓮 (1試合,1分,0G0A)

今季、FC琉球ユースから(正式にはトップチームに登録してから)移籍してきた高3世代の高身長FW(186 cm)。U-17 W杯の日本代表にも選ばれ、ベスト16の北朝鮮戦ではスタメンで得点を決めている。先日のU-19代表にも参加。
今季はユースチームでのプレーが多かった中、第18節FC岐阜戦で初ベンチ&初出場。89分からの出場という事でプレーはほとんど見られなかったが、守備では前線からのいいプレスを見せてくれていた。
大宮に不足している前線の高さを補える長身FWとして、RBのスカウト眼力の高さを証明してほしい。


90オリオラ サンデー (12試合,589分,3G3A)

裏抜けが得意な快速FW。前線に置いてロングボールをDF裏に出せば、一人でなんとかしてくれる期待感があり、チームのロングカウンターに必要不可欠な選手。
今季もコンスタントに出場を重ね、3G3Aと6得点に絡んだ。特にH FC岐阜戦でのロングカウンターでの裏抜けと、山本へのアウトサイドでの絶妙なクロスでのアシストは、サンデーの持ち味が十二分に発揮されたプレーだった。
ただ相手チームもサンデーの裏抜けには警戒しており(A甲府戦など)、綺麗な裏抜けが決まる事は去年より少なかった印象。それでも劣勢だった第16節A札幌戦では、後半から出場して前線でキープしてチームの巻き返しに大貢献。しかしその札幌戦の終盤に怪我離脱し、今シーズンのプレーはそこで終了となった。
裏抜けは数打って一回でも決まればって面があり、快速FWがいれば相手DFラインも警戒して下がるしなど、目に見えない恩恵もあるため、来季もどんどん裏抜け★サンデーを狙っていってほしいっすね。

*サンデーのアウトサイドでの絶妙アシスト*

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