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円でつながれた形をたどり風景を紡ぐ

形でつながる旅を続け


2025年は風景を包み込む


円の中へと旅をした。入り込んで見上げたり、足元
をそっとのぞき込む。全体像を眺め、寄っては曲線
に沿って、大きな円から小さな円へと視点を転じ
ては形をつなぐ。円がまとう文化やアートの気配を
たどり、散りばめられた形に寄り添うようにして。



かつてないスケールの曲線を描く構造物は


2025年の万博の風景と象徴となる



うねるデザインに誘われるように

2025年の祝祭の中を歩く




パビリオンの形も円を描き

水面はその姿を反転させて形をつなぐ




空に輝くシャインハットは

1970年の万博の記憶を重ねるものとなる



円の形に沿って、外部から内部へ

内部から記憶へと、思いを自由にめぐらせながら



大きな円から、小さな円へ、その裏側へ

視点をずらし、つなげ、転じさせる




万博という祝祭の空気を体全体で感じながら

踊るように建ち並ぶパビリオンをたどり




形が刻むリズムにあわせ、心も軽やかに



弾ませるように、つながる形をたどる



そっと足元をのぞきこめば

円の形に切り取られた空




見上げればアートと一体となる空もある

対象はこちらの動きとともに姿を変える



緩やかに切り取られた空の下に

さざなみ立つ円形の水盤を持つのは



円が重ねられる日本館

回転する盤面に

浮かんでは消える模様に時のはかなさ



赤い光に包まれる円の形をつくる鉄骨は

渦巻くように、1970年の万博の風景に接続される



ぐるぐると回る大きな法輪。この旅は形に宿る力を

すくい上げる祈りのようなものでもある




円の形が幾重にも



形や質感を変えながら

連なっては、記憶の中の曲線が立ち上がる




円に沿って歩けば

視点も柔らかく転じるように



円でつながる関係性に



繰り広げられる形に心を留める

散りばめられる円の形は




建築家のモチーフとなり

過去から今へとデザインをつなぐ




円でつながれた祝祭の風景も



輝いては、やがては閉じるけれど

そこで重ね、繰り広げられた記憶は




心を照らし続けるものとなる



ゆるやかに続く形をたどり、くぐっては



見上げ、その連なりを感じ



回転する動きに沿うように


2025年の祝祭の中を旅をした。


大阪・関西万博の会場を包み込む大屋根リング。
その上の緩やかな曲線に沿って歩けば、多様な形
が響き合う。大きな円から、小さな円へ、そして
つながる円環へと視点を移す。万博で重ねた円は、
2025年の記憶となり旅の風景を紡ぐものとなる。


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