第九十七回:心の中で秘書を雇う
今日は2024年1月28日です。『龍が如く8』というゲームを買ったのでそちらをやりたいのですが、コラムのネタを思いついたので書いてみます。ちなみに『龍が如く8』の進み具合ですが、かなりの序盤で将棋に夢中になっています。やっと1級の人に勝てました。次は段位戦にチャレンジします。そんな与太話をしたところで今回もゆるく行ってみましょう。超不定期連載「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるITコラムでございまぁす。このコーナーでは、各用語の説明ページでは取り上げにくいIT関連のネタをテーマに、だらだらと思いついたことを書いていきます。みなさんが「あぁ、なんか役に立ちそうな気もするけど、役に立たないかなぁ。でも、もしかしたら役に立つかも」と思える情報を発信できるように頑張ります!
はじめに
栄えある九十七回目のテーマは……ピヨピヨピヨピヨ(ぴよぴよ的ドラムロール)……じゃん!
心の中で秘書を雇う
です。
今回もITと関係ないネタですが、どーんまい。
ちょっくら、とある人のお仕事の相談に乗っているのですけどね。
その人は、とても忙しい人なのです。
今度その人にアドバイスというか私の考えをお伝えするのですが、せっかくなので、そのネタでコラムを書いちゃおうと思ったのが今回のきっかけです。
その人に伝える内容の精査もできて一石二鳥だじぇいっ(-m-)ぐふふ
なお、お忙しい人に向けて先に結論を書いておくと、今回のコラムで言いたいことは
秘書を雇ったつもりになって「これは自分じゃなくてもできるな」な作業を架空の秘書に振る意識を持つことで、自分がやっていることの中で本当に自分がやるべきことが見えてくるよ
です。
最後まで読んでくださる方は、この結論を知らないことにして読み進めてください。
心の中で秘書を雇う
私は自営業者です。
人を雇ったり外注さんにお願いしたりはしていないので、すべての作業を自分1人でやっています。
そんな私ですが、心の中では秘書を雇っています。

作業のうち「これは私じゃなくてもできるな」な作業は心の中で秘書に振ります。

もちろん心の中にいる秘書は架空の存在です。
やってくれません。
えっちおっちら私自身で頑張ってやる必要があります。

例えば、そうですね。
わわわIT用語辞典の用語説明を書くときは
1.用語の意味を理解する
2.用語の説明を書く
3.書いた説明をチェックする
の3つの作業が発生します。

この3つの作業のうち「1.用語の意味を理解する」と「2.用語の説明を書く」は私がやる必要があります。
でも「3.書いた説明をチェックする」は、必ずしも私がやる必要はありません。
むしろ他の人にチェックしてもらった方が良いくらいです。

そこで私は「3.書いた説明をチェックする」の作業を心の中で秘書に振ります。
「これ、やっておいて」です。

もちろん、実際には誰もやってくれません。
私が頑張って「3.書いた説明をチェックする」をやる必要があります。

でも、私は心の中で秘書に作業を振ります。
理由は
自分しかやれない作業と他の人に振れる作業を分けるため
です。
作業の切り分け
私が心の中で秘書に作業を振るのは
自分しかやれない作業と他の人に振れる作業を分けるため
です。
例えば、そうですね。
わわわIT用語辞典の用語説明を書くときは
1.用語の意味を理解する
2.用語の説明を書く
3.書いた説明をチェックする
の3つの作業が発生します。

この3つの作業のうち「3.書いた説明をチェックする」を私は架空の秘書に振っています。

これが意味するところは
「3.書いた説明をチェックする」は私がやらなくてもいい
です。
もう少し一般化した言い方をすると
秘書に振れる仕事は自分がやらなくてもいい
です。

「何を当たり前のことを言っているんだ?」と思いますかね。
でも、これは何気に重要です。
なぜなら
秘書に振れる仕事は外注できる
からです。
今は「1.用語の意味を理解する」「2.用語の説明を書く」「3.書いた説明をチェックする」の作業を、すべて私自身がやっています。
それは時間に余裕があるからです。
もし、時間に余裕がなくなって他の人の手を借りる必要が生じたら、私は迷うことなく「3.書いた説明をチェックする」を外注します。
「3.書いた説明をチェックする」は私がやらなくても問題ないと思っているからです。
あなたは、どうですか?
自分が抱えている仕事のうち、どの作業は絶対に自分がやらないとダメで、どの作業はいざとなったら他の人にお願いできるか把握していますか?
もし把握していないのなら、すぐに心の中で秘書を雇いましょう。
大丈夫です。
お金は、かかりません。
タダですよ、タダ。
やらなきゃ損です。
心の中で秘書を雇う効果は、まだあります。
それは
自分の仕事観が分かる
ことです。
もうちょっと噛み砕いた言い方をすると
自分が何をやりたくて何をやりたくないか分かる
です。
例えば、そうですね。
わわわIT用語辞典の用語説明を書くときは
1.用語の意味を理解する
2.用語の説明を書く
3.書いた説明をチェックする
の3つの作業が発生します。

この3つの作業のうち「1.用語の意味を理解する」と「2.用語の説明を書く」をやるのは私です。
「3.書いた説明をチェックする」は架空の秘書に振っています。

実は状況次第では「1.用語の意味を理解する」と「2.用語の説明を書く」を必ずしも私がやる必要は、ありません。
その場合は「3.書いた説明をチェックする」こそ私がやるべき作業になります。

例えば、外注のライターさんに依頼して文章を書いてもらうシチュエーションを想像してみてください。
外注のライターさんに依頼する場合「1.用語の意味を理解する」と「2.用語の説明を書く」はライターさんがやってくれます。
私がやるべき作業は「3.書いた説明をチェックする」です。

でも、そんなことにはなりません。

なぜなら、わわわIT用語辞典の運営における私のスタンスは
1.自分の勉強
2.「1」のついでにアウトプット
3.「2」がお金につながったらラッキー
だからです。
自分の勉強のついでに、それが他の人にも役立ったら嬉しいし、それがお金につながったらラッキー、なのです。
よって「1.用語の意味を理解する」を他の人に振ったのでは意味がありません。
「2.用語の説明を書く」は他の人に振っても良いですけどね。
「1.用語の意味を理解する」と「2.用語の説明を書く」は基本的にセットなので振れません。
心の中で秘書に作業を振ることで
自分しかやれない作業と他の人に振れる作業を分ける
ことができます。
それに加えて
自分がやりたい作業とやりたくない(やらなくてもいい)作業を分ける
こともできるのです。
秘書に振れる作業を増やす
心の中で秘書を雇う効果については何となく分かったでしょうか。
心の中で秘書を雇ったら、次は秘書に振れる作業を増やしましょう。
自分以外の人がそれをできるように状況を整える
のです。
具体的なやり方が分からない人は
あなたの頭の中にあるものを、すべて書き出す
を実践してください。
特に作業手順や作業する際の注意事項など、あなた以外の人が作業する上で必要な情報は漏れなく書き出します。
「えー、面倒くさい。自分以外はやらない作業だから自分が覚えておけば良いよー」と思うかもしれませんけどね。
「書き出す」という作業をすると「覚えておく」という作業から解放されますよ。
しかも、いざとなったら他の人にお願いできるオマケ付きです。
覚えておくより書き出して忘れちゃった方が絶対にお得でしょ。
このような話をすると「他の人もできるようにしたら自分の存在価値が減っちゃう……」と思い悩む人がいますけどね。
別に書き出したものを他の人に見せる必要は、ありません。
他の人でもできるようにした上で自分だけで抱えておけば良い
のです。
あなたの持つノウハウを取りまとめて、いざとなったら他の人にも見せられるようにして、その上で他の人には見せないでおけば、あなたの存在価値は減りません。
他の人でもできるようにしたからといって、それを対外的に公表する義務はないのです。
他の人でもできるようにしておいた方がお得です。
「あー、もう飽きたー。もうやりたくねー」と思ったときに、すぐに他の人に振れるからです。
すべての作業を秘書に振れるように状況を整えたら「やりたくなくなったらやらなくて良い自由」を獲得できますよ。
秘書に振れない作業を増やす
前の節で
秘書に振れる作業を増やす
ように言いました。
それが一段落したら次の段階に行きましょう。
次は
秘書に振れない作業を増やす
です。
矛盾したことを言っているようですが矛盾してはいません。
身も蓋もない言い方をすると
今抱えているクソつまらねー作業を誰でもできるようにしたら、次は「君がいなくても仕事は回るね」と言われないように自分しかできない付加価値を生み出すことを考える
です。
実は、これは簡単です。
すべての作業は、あなたしかできないようにできる
からです。
例えば、会議の議事録を思い浮かべてください。
議事録は誰でも書けます……は言い過ぎにしても、それほど難しい作業とは見なされないのが一般的です。
新入社員の方や経験の浅い若手が勉強を兼ねて書く(書かされる)ことも多いでしょう。
また、議事録は会議の要点のみ書くのが基本です。
基本的には誰が書いても同じような内容になるはずです。
でも現実問題、議事録を書くのが上手い人は存在します。
もし、あなたが「議事録を書くのがメッチャ上手い人」だとすれば「議事録を書く」という作業は秘書に振れません。
秘書は「議事録を書く」という作業自体はできても、あなたが書く品質の議事録は書けないからです。
ちなみに「あなたが書く議事録が高品質な要因」を分析して、それを一般化することで秘書ができる作業に落とし込むことは可能です。
そうやって
自分しかできないことを生み出す→それを誰でもできるようにする
を繰り返すのが理想形ですね。
……とか偉そうに言いつつなんですが、私も全然できていません(^^;ゞ
まとめ
今回は
心の中で秘書を雇う
というテーマで好き勝手に語ってみました。
今回のコラムで言いたいことは
秘書を雇ったつもりになって「これは自分じゃなくてもできるな」な作業を架空の秘書に振る意識を持つことで、自分がやっていることの中で本当に自分がやるべきことが見えてくるよ
です。
心の中で秘書に作業を振る意識を持つことで
自分しかやれない作業と他の人に振れる作業の切り分け
ができます。
秘書に振れる作業は自分以外でもできる作業だからです。
それと同時に
自分がやりたい作業とやりたくない(やらなくてもいい)作業の切り分け
もできます。
秘書に振れるけど振りたくない作業は、あなたがやりたい作業です。
遠慮なく秘書に振れる作業は、そこまでやりたい作業ではないのでしょう。
心の中で秘書を雇ったら、まずは
秘書に振れる作業を増やす
ことを意識してあげてください。
あなたが抱える作業をあなた以外でもやれるようにしておくことは心のゆとりにつながります。
それができたら
秘書に振れない作業を増やす
ことを意識してあげてください。
それが、あなたの価値につながります。
そうやって
自分しかできないことを生み出す→それを誰でもできるようにする
を繰り返すのが理想形です。
そこまで実践できちゃったら「ひょえー( ̄∀ ̄;)ノノ」って感じですね。
きっと、お金がガッポガッポ儲かって現実の秘書も雇えるようになるはずです。
思いつきで始めて惰性で続けている「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるITコラムですが、いかがでしたでしょうか。また何かネタがあったら、ちまちまと更新していきます。コンゴトモヨロシク。






