【あなたに会えて幸せ】
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【あらすじ】
車椅子のふたり。
自立に悩みながらも、丁寧なクッキングやYouTubeでの日常発信を大切に生きている。
地面に近い「ローアングルの世界」で出会ったふたりは惹かれ合い、不器用なキスを経て恋人同士になる。
しかし、ネット社会の偏見や、過酷な踏切事故がふたりを襲う。
絶望の淵で授かった新しい命。
「車椅子のふたりに親が務まるのか」――周囲の冷たい視線や嘲笑に晒され傷つきながらも、綺麗事なしの身体のリアルに向き合い、偏見を跳ねのける。
自然分娩の奇跡を経て、たどり着いた結婚式。世界一幸せになると誓ったふたりが、未来へ希望を紡ぐ。
魂の救済の恋愛小説。
――あなたに会えて幸せ。
第1章:新しい一歩
第1話:ミクのキッチンと不思議な足あと
第2話:トモキの苦悩とふわとろオムレツ
第3話:凸凹のふたりと最初のオファー
第4話:横浜の風と自作のバッグ
第5話:ふたりの笑顔とひとりの涙
第2章:車椅子の『性』
第6話:10000人と届かないキス
第7話:ラブホの壁と宇宙の音
第8話:浜辺の風と切ない涙
第9話:ミクの苦悩と夜更けのビジネス
第10話:もうあなた無しでは生きられない
第11話:もうあなた無しでは生きられない②
第3章:小さな命
第12話:油断の踏切と飛んで来た車輪
第13話:奇跡の生還と新しい命
第14話:ちゃんと育てられるのか!
第4章:ローアングルの誓い
第15話:ミクの退院と孤独な配信
第16話:トモキの母と目覚めの言葉
第17話:オレンジジュースと未来の話
第18話:西日の憂いとひとことお礼
第19話:サザンビーチと3キロの安全
第20話:針のむしろと小さな爆音
第21話:家族の証とふわとろオムレツ
第5章:遥かなる未来
第22話:溶けた虚勢とアロマキャンドル
第23話:トモキのお尻と愛しの胎動
第24話:凍る空気とふんわりパーカー
第25話:トモキの発明と愛のトイレ
第26話:最後の摘便と生まれ出た息吹き
第27話:小さな車輪と澄んだ青空
第28話:由比ヶ浜の風と九人の笑顔
第29話:誓いのキスと小さなくしゃみ
第30話:最高の九人と遥かなる未来
あとがき
執筆の背景と参考文献
★著者プロフィール
筆者:脊髄小脳変性症、車椅子ユーザー、成人した子ども3人、男性、63歳。
プログラマー20年。
中でも、一番深く長く携わったのが、医療画像アプリ。
・独り暮らし
・2020年に障害者手帳自主返納&介護サービス解約、日常の全てをひとりでこなす。
・趣味はガーデニング
・町内清掃ボランティア8年目
・音楽配信で、著作権収益がある
・車椅子用【両がけトートバッグ】の事業化を計画中
代表作は、《家族って何だろ?(2014年、文芸社)》。
『AbemaPrime』2019年8月16日放送回に出演して、
【障害者は、子どもを生んではいけないのか?】の議論に参加。
本作品は、番組に対する著者の答え。
★本作品でのこだわり
・【障害、障害者、健常者】という言葉を使わない。【障害者】という言葉は、当事者の自己卑下に直結している。
ミクもトモキもわかっている。
だから、本作品では【障害者】という自己卑下を飛び越えた設定からスタートさせた。
アドラー心理学の自己受容は、自己卑下をやめること。
・本作品は、車椅子女性・車椅子男性の恋愛結婚出産。車椅子ユーザー・健常者の恋愛結婚出産は、たまに実例があるが、介護する人・介護される人、という枠組みから逃れられない。
そこで、【補い合うふたり→車椅子のふたり】という基本設定にした。
★著者のベース理論
・アドラー心理学
・「障害」とは「人生を諦める言い訳」かもしれない
・「心」が「生きる」と書いて《性》である
・もし五体満足に生まれていたら、他人を見下す人間になっていたかもしれない
★参考文献・実例・オマージュ一覧
【メディア・ドキュメンタリー】
『AbemaPrime』2019年8月16日放送回
(筆者が出演)
映画『ラプソディ オブ colors』
(筆者が出演)
一般社団法人『ホワイトハンズ』
河井香織(セックスボランティア)
【人物】
インフルエンサー・葦原海(みゅう)
仮面女子・猪狩ともか
乙武洋匡
【ドラマ・文学】
『1リットルの涙』
『14才の母』(日本テレビ系列・2006年)
児童文学『家なき子』
24時間テレビ2003年スペシャルドラマ『ふたり 私たちが選んだ道』長瀬智也主演
映画『Back to the future 3』
【個人的な経験と記憶】
・脊髄小脳変性症を患い、赤ちゃんを出産し他界した友人女性
・息子を自身の胸の上にうつぶせ寝させて、一緒に昼寝をした記憶
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