旅の途中こそが、いちばんの宝物
ここ数日、私は朝から晩まで趣味に没頭していた。何かを仕上げたわけでもない。特別な成果があったわけでもない。「何か起きた?」と聞かれれば、何も起きていない(笑)。でも、やっている最中の満足感。あの、ときめき。それは、ただならぬものだった。
今朝のヨガクラスでストレッチをしていたら、インストラクターがこんなふうに言った。
「ポーズを決めようとしなくていいの。大事なのは、そこじゃないのよ」
そして、はずむような声で、
“It's the journey, it's the journey!”
と繰り返していた。
It's the journey.
旅の途中こそが大切。
その言葉を聞いたとき、ふと、私の好きな教えがいくつも浮かんできた。
バガヴァッド・ギーターには、「行為の結果に執着せず、ただ最善を尽くせ」という教えがある。
エイブラハム・ヒックスも、結果そのものよりも、そこへ向かう途中でどんな気分でいるかが大切だと語っている。エックハルト・トールも、「今この瞬間」に意識を戻すことを教えている。表現は違っても、みんな同じ方向を指しているように思う。目的地だけを見て、そこに到着するまでを「まだ途中」として耐えるのではなく。
今この瞬間も、すでに人生の一部なのだと。
ただ、私が面白いと思うのは、宇宙の法則とマインドフルネスには、ほんの少し違いがあることだ。
エイブラハムの教えでは、「プロセスの中で、どんな気分でいるか」が大切になる。一方で、ヨガ哲学では、「結果そのものを手放し、行為に集中する」ことに価値がある。
似ているけれど、焦点が少し違う。エイブラハムは、「今、どう感じている?」と問いかける。マインドフルネスは、「今、何が起きている?」と、ただ気づいている。でも、どちらも私たちを、「まだ到着していないから、今は不完全」という場所から連れ出してくれる。
目標があるのはいい。願いがあるのもいい。未来を楽しみにするのもいい。でも、そこに到着するまでの時間を、ただの「途中」として過ごさなくてもいい。
趣味に没頭しているとき。ヨガのポーズを深めているとき。まだ何も達成していないとき。その瞬間に感じている満足感こそが、もしかしたら、すでに旅の宝物なのかもしれない。
“It's the journey, it's the journey!”
そう言っていた先生の声が、今も耳に残っている。旅の途中こそが、いちばんの宝物。到着することだけを楽しみにしていたら、あまりにも多くの時間を、見過ごしてしまうから。
「宇宙の法則」と「マインドフルネス」──“今を生きる”のほんの少しの違い
ここ数日、私は朝から晩まで趣味に没頭していた。何かを仕上げたわけでもなく、特別な成果があったわけでもない。何かが起きたか?と言われれば、なにも起きていない(笑)。
でも、やっている最中のあの満足感──あのときめきはただならぬものだった。
今朝のヨガクラスでストレッチをしていたら、インストラクターがこんなふうに言った。
「ポーズを決めようとしなくていいの。大事なのは、そこじゃないのよ」
そして、はずむような声で
“It's the journey, it's the journey!”
と繰り返していた。
ふと、バガヴァッド・ギーターの一節が浮かんだ。
「行為の結果に執着せず、ただ最善を尽くせ」
これはまさに、ヨガの教えの核心。
エイブラハム・ヒックスも同じように、「結果ではなく、どんな波動でいるかが大切」と説いている。目的地に向かって苦しみながら進んでいたら、望む現実は引き寄せにくい。むしろ、その“旅の途中”で、どんな気分で在るか──そこにすべてがかかっている。
私の好きな著者たちも、みんな同じことを言っている。
どんなにがんばっても、苦しみながら進んでいれば、それは「不足」の波動を放ってしまう。逆に、楽しみながら進めば、「満ち足りた今」が未来を引き寄せる。
一方、ヨガの哲学は、「結果そのものを手放す」ことに価値がある。行為そのものが修行であり、今に集中することが目的。そこに必要なのは、「今に在る」こと。つまりマインドフルネス。
方向性は似ていても、焦点は少し異なる。
でも、どちらもこう教えてくれる──
「旅の途中こそが、いちばんの宝物なんだよ」 と。
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