「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典イメージぴよ画像「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

第百五十三回:仮説思考(?)ピヨピヨ流


今日は2026年8月10日です。私事ですが8月は予定が盛りだくさんです。「仕事してる場合じゃねぇ!」だったりします。とはいえ、あまりにも遊び呆けていると罪悪感が湧いてきますからね。ちょっとでも何かをやって「いつも頑張っているから、これはご褒美なんだ!」と自分を説得する材料を積み上げておくわけです。ちなみに今日も飲みの予定が入っています。だから、コラムを更新しています。そんな不純な動機を暴露したところで、今回もゆるく行ってみましょう。超不定期連載「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるITコラムでございまぁす。このコーナーでは、各用語の説明ページでは取り上げにくいIT関連のネタをテーマに、だらだらと思いついたことを書いていきます。みなさんが「あぁ、なんか役に立ちそうな気もするけど、役に立たないかなぁ。でも、もしかしたら役に立つかも」と思える情報を発信できるように頑張ります!


はじめに


栄えある第百五十三回のテーマは……ピヨピヨピヨピヨ(ぴよぴよ的ドラムロール)……じゃん!

仮説思考(?)ピヨピヨ流

です。
いつも通りITと関係ないネタですが、どーんまい。

私は結構、仮説思考をやります。
……と自分では思っていたのですが、実は私がやっている(つもりの)仮説思考は本来の仮説思考とは違ったみたいなんですよね。

それに気付いたときは衝撃でした。
「仮説思考をやりまくっていると自認していたのに、やってなかったんかーい(≧▽≦;」となりました。

とはいえ、かなり便利なのですよ、私がやっている仮説思考もどき。
そこで「仮説思考(?)ピヨピヨ流」として、ご紹介させていただくことにしました。

ちなみに、私がやっている仮説思考もどきは

1つの物事に対して、とにかく大量の仮説を立てる。その後、状況を動かしながら仮説を1つずつ潰していく(潰れていく)

です。
最後まで読んでくださる方は、この内容を知らないことにして読み進めてください。


仮説思考とは?


先に、世間一般で言われている「仮説思考」について簡単に説明しておきますね。

世間一般で言われている仮説思考は

先に「多分こうだろう」な仮の答えを用意して、その答えが当たっているか確認するやり方

です。

例えば、そうですね。

ピヨ太君がビジネス書の商業出版をします。


コラム154_1

ピヨ太君は、たくさん本が売れてほしいです。


コラム154_2

ピヨ太君は「僕の顔を表紙に大きく載せたら売れる!」と仮説を立てました。


コラム154_3

仮説を立てたら検証です。
ピヨ太君の顔が大きく載った表紙をデザインして、いろんな人に見てもらいました。


コラム154_4

評価は芳しくありませんでした。
かなり不評です。


コラム154_5

ピヨ太君は「この仮説は間違いだった!」と潔く認めました。


コラム154_6

この話においてピヨ太君がやったのが仮説思考です。

先に仮説を立てて、その仮説が合っているか検証するやり方

です。

仮説思考のメリットは、いろいろありますが、雑に一言でまとめると

思考が迷子になりにくくなること

ですかね。

「どうすれば売れるかな?」と考えると「どうすれば」の候補が多過ぎて、どこから手を付けたら良いのか迷っちゃいます。
「こうすれば売れるかな?」と考えることで「こうすれば」が正解かどうかに絞って考えられるわけです。


仮説思考(?)ピヨピヨ流とは?


前の節で一般的な仮説思考について説明しました。
今度は私がやっている仮説思考もどき「仮説思考(?)ピヨピヨ流」を説明します。

仮説思考(?)ピヨピヨ流は

1つの物事に対して、とにかく大量の仮説を立てる。その後、状況を動かしながら仮説を1つずつ潰していく(潰れていく)

です。

……と言葉で説明されてもピンと来ないですよね。
実際の例を見れば何となく分かると思います。

宣伝を兼ねて例を選びますが、私は去年『「分かった!」と思わせる説明の技術 知識ゼロの相手にも伝わるようになる本』という本を出させていただきました。

この本の出版にあたって、私は出版前の段階で

1.メッチャ売れた
2.そこそこ売れた
3.全然、売れなかった


の3つの仮説を用意しました。
※話を単純化するために3つに絞っていますが、実際には、もっとたくさん用意しています。

ほんで、それぞれの仮説に対して「こうなったら、こうする」を用意しました。

1.メッチャ売れた→あれをやる
2.そこそこ売れた→これをやる
3.全然、売れなかった→それをやる


みたいな感じです。

そうすると、どうなるかと言うとですね。
「仮説を立てた範囲内に収まれば」という条件付きではありますが

想定外の状況がなくなる

のです。
メッチャ売れても全然売れなくても「あぁ、はいはい。このパターンか」となりますからね。

また、すでに「こうなったら、こうする」を用意してあります。
それに伴い

動き出しが早くなる

というメリットがあります。
前もって「どうしよう?」を決めてあるからです。
その場で「うわー、こうなったのか。どうしよう?」と考える必要がありませんからね。

状況にもよりますが、私が本気モードで何かをやるときは1つの物事に対して10とか20とか仮説を立てます。
(できるだけ)取りこぼしがないように仮説を立てるので、多くの場合、それらの仮説のどれかは当たります。
だから、想定外の状況になることが多くありません。

さらに(--)b

状況が動くたびに、その状況に対して新たに仮説を立てるのです。
例えば、出版前の段階で

1.メッチャ売れた→あれをやる
2.そこそこ売れた→これをやる
3.全然、売れなかった→それをやる


という仮説を立てていましたが、実際に出版したら

2.そこそこ売れた→これをやる

だったとしましょう。

そうしたら次は「これをやる」に対して

1.メッチャ上手くいった
2.そこそこ上手くいった
3.全然、上手くいかなかった


のように仮説を立てるのです。
そんでもって、さっきと同じように

1.メッチャ上手くいった→あれをやる
2.そこそこ上手くいった→これをやる
3.全然、上手くいかなかった→それをやる


のように、それぞれの仮説に対して「こうなったら、こうする」を用意します。

これが習慣化すると、常に一手先を考えるようになります。
それに伴い、目の前の状況に対して慌てる機会が減りますよ。
オススメです。

……みたいなのが仮説思考(?)ピヨピヨ流です。
一般的な仮説思考とは違いますけどね。
「一応、仮説を立てているから『仮説思考』と呼べないこともないんじゃないかな~(--ゞ」と思っています。


まとめ


今回は

仮説思考(?)ピヨピヨ流

というテーマで好き勝手に語ってみました。

今回のコラムでご紹介した仮説思考(?)ピヨピヨ流は

1つの物事に対して、とにかく大量の仮説を立てる。その後、状況を動かしながら仮説を1つずつ潰していく(潰れていく)

です。
例えば商業出版であれば出版前に

1.メッチャ売れた
2.そこそこ売れた
3.全然、売れなかった


という仮説を並列で立てておくような感じですね。

これをやることで

1.(仮説を立てた範囲内に収まれば)想定外の状況がなくなる
2.動き出しが早くなる


というメリットが期待できます。

気が向いたら、やってみてください(--)ノ


蛇足なおまけ


私も知らなかったのですが、仮説思考(?)ピヨピヨ流は「シナリオプランニング」というやつに近いです。
シナリオプランニングを勉強してみると「あぁ、こういうことを言いたかったのね」と、より深く理解できると思います。



思いつきで始めて惰性で続けている「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるITコラムですが、いかがでしたでしょうか。また何かネタがあったら、ちまちまと更新していきます。コンゴトモヨロシク。

一番上に戻るよ
スポンサーリンク
書籍画像025
書籍画像019


書籍画像
わわわ説明術コラム
スポンサーリンク
宣伝だよ
「分かった!」と思わせる説明の技術 知識ゼロの相手にも伝わるようになる本
エンジニアのための生成AI入門 はじめての生成AIアプリ開発からエージェント開発まで
体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 第2版 脆弱性が生まれる原理と対策の実践