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第百二十七回:【わわわ説明術】応用編その7:説得の技術


今日は2026年3月24日です。前回のコラム更新が3月22日だったので2日しか空いていません。頑張っております。『LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶』はサボり気味ですけどね。それ以外は順調に進んでおります。そんな近況報告をしたところで、今回もゆるく行ってみましょう。超不定期連載「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるITコラムでございまぁす。このコーナーでは、各用語の説明ページでは取り上げにくいIT関連のネタをテーマに、だらだらと思いついたことを書いていきます。みなさんが「あぁ、なんか役に立ちそうな気もするけど、役に立たないかなぁ。でも、もしかしたら役に立つかも」と思える情報を発信できるように頑張ります!


はじめに


栄えある百二十七回目のテーマは……ピヨピヨピヨピヨ(ぴよぴよ的ドラムロール)……じゃん!

【わわわ説明術】応用編その7:説得の技術

です。
今回もITと関係ないネタですが、どーんまい。

去年『「分かった!」と思わせる説明の技術 知識ゼロの相手にも伝わるようになる本』という本を出版させていただいたのですね。
その本の「はじめに」で、うんちゃらかんちゃら。
その1で書いた内容の繰り返しになるので、やめておきます。
気になる方は「【わわわ説明術】応用編その1:1文字削るな」を、ご覧ください。

コラムの体裁を取っていますが、今回は(も)私の「説明の技術」のご紹介です。
今回ご紹介するノウハウは

内緒。本に書いてあるから、気になるなら『「分かった!」と思わせる説明の技術』を読んでね

です。

今回は力いっぱい本の販促のためのコラムです。
ですから、出し惜しみします。

私の持っている「説得の技術」(の一部)は本に書いてあります。
気になる方は本を読んでください。


言葉の定義


最初に認識を合わせておきましょう。
今回のコラムでは「説明」という単語と「説得」という単語が出てきます。
私は、この2つを明確に区別しています。
私の解釈では

説明:「情報の伝達」を目的とした行為
説得:「思考・行動の変容」を目的とした行為


です。
何を目的としているかによって「説明」なのか「説得」なのかが変わると思っています。

例えば、相手に商品を買ってもらうために商品の良さを伝えるとしましょう。
「商品の良さを伝える」のは「説明」です。
「相手に商品を買ってもらうために商品の良さを伝える」のは「説得」です。

例示した状況を私は

「商品を買ってよ!」と"説得"するために商品の良さを"説明"している

と捉えます。
説得」の手段として「説明」を使っている、との理解です。

人によっては違う解釈をするかもしれませんけどね。
今回のコラムでは、そのような解釈で「説明」と「説得」を使い分けます。


本に書いたこと


『「分かった!」と思わせる説明の技術』の第2章のタイトルは「聞いてもらえないと始まらない」です。
具体的な内容は、あーだこーだです。
24ページくらいあって要約するのが面倒くさかったので内容紹介は諦めます。
気になる人は、実際の本で確認してください。

今回のコラムでは、この第2章の裏の顔を、お伝えします。


本に書いていないこと


『「分かった!」と思わせる説明の技術』は「説明」の本です。
そのため、私は「説得」のノウハウを、できるだけ書かないように気を付けました。

ですから、本で紹介しているのは、その多くが「情報の伝達」のためのノウハウです。
「思考・行動の変容」のためのノウハウは書いていません。

ただ、ですね。

「知りたい人が多いだろうなー」と思ったのです。

例えば営業さんは「商品の良さを『説明』する」のが目的では、ありませんよね。
「商品を買ってくれるように『説得』する」のが目的です。

営業さんの中には「『説明』が下手だから商品を買ってもらえない」と思っている人がいるはずです。
でも、本当は違います。
「『説得』が下手だから商品を買ってもらえない」のです。
説明(情報の伝達)」が下手だから「説得(思考・行動の変容)」に失敗している可能性もありますが「説明」は上手いけど「説得」が下手くそな可能性も普通にあります。

説明」は上手いけど「説得」が下手な人が『「分かった!」と思わせる説明の技術』を読んでも役に立ちません。
だって、この本は「説明」の本なのですから。

でもなー。
説得」が上手くなりたくて、この本を手に取る人もいると思うんだよなー。

でもなー。
説得」の話をすると、本の趣旨がブレるんだよなー。

う~ん(-公-)

悩んだ私は「よし、隠そう(--)」と思いました。

そのような経緯で生まれたのが第2章です。

第2章の内容は「説明を聞いてもらうために何を頑張れば良いか?」です。
これって「説明」の話では、ありませんよね。
「説明を聞いてよ!」と「説得」する話です。

ということで、第2章に書いてあるのは「説明の技術」では、ありません。
「説得の技術」です。

ついでに、第4章の「ハッタリをかまして印象を操作する」も「説得の技術」です。
相手の認知を書き換えるためのテクニックですからね。
情報の伝達のためのテクニックでは、ありません。

ということで「説得の技術」が知りたい人は、それを読んでください。
『「分かった!」と思わせる説明の技術』は「説明」の本ですが、少しだけ「説得」の技術も書いてありまっす(--)ノ


まとめ


今回は

【わわわ説明術】応用編その7:説得の技術

というテーマで好き勝手に語ってみました。

今回のコラムで、ご紹介したノウハウは……紹介しませんでしたね。

内緒。本に書いてあるから、気になるなら『「分かった!」と思わせる説明の技術』を読んでね

です。

今回のコラムは力いっぱい本の販促のために書きました。
だから、出し惜しみしています。
気になる方は本を読んでください。


おまけ


おっ、おまけまで読んでくれるなんて優しいですね。
ありがとうございます。

ここから先はダラダラ気ままに書いていきます。
気が向いたら、読んであげてください。
気が向かない方は読まなくても大丈夫です。

……なんちゃって。
最後まで読んでくれたあなたにサービスです。
私の「説得の技術」の核は「相手に得をさせる」です。
別に何も言わなくても「これをやった方が得だ」と思ったら、やってくれるじゃないですか。
だから「私が望む、相手の行動」と「相手が得する、相手の行動」が一致するように状況を整えるのです。
そうすると、相手は自分から「私が望む、相手が得する行動」をやってくれます。

とはいえ、そんなに簡単な話では、ありませんよね。
説得が必要になるのは、多くの場合、損得がバッティングするときです。
「自分が得すると相手が損する」「相手が得すると自分が損する」みたいな状況でしょう。

そんなとき、私は「場」そのものをハックしにかかります。
言い方は「ルールを変える」でも「前提を壊す」でも何でも良いのですけどね。
「今の状況だと、どうしようもない。それなら『今の状況』を、ぶっ壊せば良いじゃない」です。

もちろん簡単では、ありません。
頭を使います。
でも「どうすれば相手を出し抜いて自分が得できるか」みたいなことを考えるより気分が良いですよ。
気が向いたら、やってみてください。

あと、さらに、おまけのおまけで、実は"おもてなしの視点"自体が説得の技術に応用できたりします。
ただ、これは公表したくない(普及しても世の中が良くならないから)ので知らない振りをしておいてください。


【わわわ説明術】応用編シリーズ


応用編その1:1文字削るな
応用編その2:認知負荷を上げる
応用編その3:視覚効果を考える
応用編その4:誤解の許容範囲を設計する
応用編その5:正対しない
応用編その6:相手を憑依させる
応用編その7:説得の技術【このページ】
応用編その8:その文字、いる?
応用編その9:「1文字削る」の実践例
応用編その10:優先順位を付ける
応用編その11:理解が大事
応用編その12:サンクコストを無視する
応用編その13:誰にとっての良い説明?
応用編その14:肩書で殴る
応用編その15:「体験」をデザインする
応用編その16:語らないで語る
応用編その17:説明は毒の沼
応用編その18:「正確な説明」は諦めるVer.2.0
応用編その19:たとえ話について語るよ(1)
応用編その20:たとえ話について語るよ(2)
応用編その21:たとえ話について語るよ(3)
応用編その22:繰り返すVer.1.1
応用編その23:質問に答える
応用編その24:アイを叫べ
応用編その25:補足の入れ方がメッセージになる
応用編その26:前提を決める
応用編その27:予備知識は「薄める」
応用編その28:点を丸に変える



思いつきで始めて惰性で続けている「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるITコラムですが、いかがでしたでしょうか。また何かネタがあったら、ちまちまと更新していきます。コンゴトモヨロシク。

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