「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典イメージぴよ画像「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

第百十九回:過去をつなげる


今日は2025年12月3日です。1ヵ月フライングで私の2026年が始まりました。本当の2026年(1月以降)に何をやろうか考えています。今回のコラムは、自分の頭の中を整理するために書きました。……というか、頭の中を整理するついでに、コラムを書いています。一石二鳥狙いです。そんな裏話(?)をしたところで、今回もゆるく行ってみましょう。超不定期連載「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるITコラムでございまぁす。このコーナーでは、各用語の説明ページでは取り上げにくいIT関連のネタをテーマに、だらだらと思いついたことを書いていきます。みなさんが「あぁ、なんか役に立ちそうな気もするけど、役に立たないかなぁ。でも、もしかしたら役に立つかも」と思える情報を発信できるように頑張ります!


はじめに


栄えある百十九回目のテーマは……ピヨピヨピヨピヨ(ぴよぴよ的ドラムロール)……じゃん!

過去をつなげる

です。
いつの頃からかITと関係ないネタしか投稿されなくなっていますが、どーんまい。

今回は、コラムという体を取ってはいますが、私が今までやってきたことの振り返りです。
「2026年にやることを決めるにあたって、今までを振り返っておこうかな」と思って、まとめました。

だから、私に興味のない人は読んでも時間の無駄です。
他のことに時間を使った方が有意義ですよ。

一方、私に興味を持ってくださっている方は、きっと楽しめます。
初出しの情報が満載です(--)☆

なお、今回のコラムに結論はないのですが、コラムの体裁を取るために結論を書いておくと、今回のコラムの結論は

やりたいなら、やれ

です。
最後まで読んでくださる方は、この結論を知らないことにして読み進めてください。


2008年:読書ブログ開始


私が読んだ本を記録している「マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~」というブログがあります。
「+α」の部分が3,000冊を超えている、逆タイトル詐欺なブログです。
このブログを始めたのが2008年です。

当時は、まだサラリーマンでした。
でも、2009年から個人事業主になるのを決めていました。
個人事業主として活動するにあたって、新規のお客さまに人となりが(ある程度)伝わる情報源があった方が良いよね?と思ったのが始めたきっかけです。

このブログは私の中で営業ツールの位置付けになっています。
本をたくさん読んでいる人って賢そうに見えるじゃないですか。
それに、ずっと継続していれば「この人はコツコツ頑張れる人なんだね」という評価になりそうです。
本を読むのは好きだったので「これなら続けられるかな?」と思って始めました。

あとは、お金目的ですね。
そのうち読んでくれる方が増えて、広告収入でがっぽがぽ!になると思ったのです。
気のせいでしたけどね。

そういえば、この時期は、まだ「いつか本を出したいな~」とか「献本されるようになりたいな~」とか考えていました。
懐かしい。


2009年:個人事業主としての活動を開始


2009年に個人事業主になりました。
その時点のお客さまは、ほぼゼロ\(≧▽≦)/
しかも、客先常駐のお仕事は絶対にやらないと決めていました。
客先常駐のお仕事はサラリーマンの立場でもやれるからです。
「せっかくリスクを取って個人事業主になったのだから、個人事業主じゃないとできない働き方をしたい!」と考えました。

そのため、システム開発のお仕事はWeb系に絞りました。
規模にもよりますが、Web系だったらお家で作業して納品もインターネット経由でやれる、つまり、スーツを着たり満員電車に乗ったりしないで済むからです。
ちなみに、Web系でもJavaとかC#とかだと、規模の大きいプロジェクトになりがちです。
お金に目がくらんでJavaとかC#のお仕事をやらせていただいたこともありますが、基本的にはPerlとかPHPでやれる小規模な案件を中心にやっていました。

そのように、生活を安定させることよりも「やりたいことをやる!やりたくないことはやらない!」を優先していた私ですが、周りの方に恵まれたお陰で細々と生活できていました。

まぁ、運が良かっただけですけどね。
私の友人が私みたいなやり方をしようとしていたら全力で止めます。
生存者バイアスに騙されちゃダメ!


2012年:「Bookだなー」作成


2008年からやっている読書ブログですが、検索機能がイマイチでしてね。
前に買った本をもう一度買ってしまう事態が、なくならなかったのです。

(自業自得なのですが)ムカついたので、自分の読んだ本を一発で検索できるシステムを作ることにしました。

その結果、作られたのが「Bookだなー」です。
名前の由来は「本棚」だったりします。
読書ブログの記事をタイトルや著者名、お気に入り度などを条件にして検索できるシステムです。

これは自分用に作ったものですが「これくらいならサクっと作れますよ」な制作実績としても使えるかなーと考えていました。
だから、当時の私としては気合を入れて作っています。今見るとショボいけど。

こいつは日の目を見ることがなくてですね。
私がたまに使うくらいで、ほとんどアクセスがない状態が続いていました。

それが、まさか、あんなところで役に立つとは……。


2013年:「わわわIT用語辞典」作成開始


2013年から、わわわIT用語辞典を作り始めました。
作り始めた直接のきっかけは、IT業界ではないお客さまから「佐々木さん、この前来た営業に『〇〇【IT用語】』とか言われたんだけど、どーゆー意味?」と聞かれる機会が増えたからです。
最初は負担に感じていなかったのですが、別のお客さまから同じ用語の説明を求められることも増えてきて、いちいち説明するのが面倒くさくなりました。
そこで、最初に聞いてきたお客さまにのみ口頭で説明して、あとは「これを見て」で済ませることにしたのです。
この「これを見て」の先として用意したのが、わわわIT用語辞典です。

まぁ、他にも狙いは、ありましたけどね。
「制作実績として使えるかな?」とか「勉強したことのアウトプット先としても使えるよね(というか、ここにアウトプットするために強制的にインプットすることになるよね)」とか「いつか広告収入でがっぽがぽ!」とか、そんなことを考えていました。

ほんで、作り始めて、完成して、用語の解説をゲシゲシ追加しました。
「せめて1,000語くらいはないと『辞典』とは呼べないかな?」と思ったので、寝食を忘れて、用語の解説を追加していったのです。
ちなみに「寝食を忘れて」はウソです。
いっぱい食べて、いっぱい寝ていました。あとは、いっぱい本を読んで、そこそこお仕事をしていた感じです。

そんな感じで、最初はお仕事(クライアントワーク)の隙間時間を利用して作業をしていたのですが、あるとき、思っちゃったのです。
「これ、楽しい(*´ェ`*)」って。

そこで、わわわIT用語辞典の作成(用語の追加)に専念することにしました。
お仕事は……ドンマイ!
既存のお客さまからのご依頼と「おっ、なんか楽しそうじゃん」と思ったやつ以外は、お断りする方針にしました。
それに伴い、営業活動的なものも一切やらなくなりました。

それが確か2014年くらいだったと思います。
過去の収支を確認したら、2013年はまだお仕事してたっぽいので。

そこからが辛く苦しい日々……ではなくて、メッチャ楽しかったです。
貯金はガンガン減っていきましたけどね。
お仕事による収入は年間で100万円いくかいかないかくらいになっていたので。
最終的には500万円くらい貯金が減りました。

貯金が減っていくことに対する不安は、ありませんでした。
「この生活を続けるのは貯金が〇〇円を下回るまで!」と決めていたからです。
撤退ラインを前もって決めておいたことで「まだ〇〇円を下回っていないから大丈夫」みたいな安心感がありました。

とはいえ、危機感もありました。
この生活が楽しかったからです。
「この楽しい生活を守るためにも、早く収益化しなくては!」と必死でした。

そんな感じの生活を続けていたところ、2017年の1月に広告収入が初めて10万円を超え、2017年の後半からは広告収入だけで(細々とした生活だけど)生活費を賄えるようになりました。
いえーいヾ(´∀`)ノ
具体的な数字は覚えていませんが、月間のアクセス数が100万PVを超えたのも、多分これくらいの時期だったと思います。

その後もアクセス数は順調に伸びて、ピークは2020年頃、アクセス数は月間430~460万PVくらいでした。
広告収入の方は……トンカツをいつでも食えるくらいにはなっていましたが、アクセス数の割りには少なかったはずです。
Googleアドセンスしか貼っていなかったので。

ちなみに、アクセス数は一切公開しませんでした。
数字に寄ってくる人が得意ではなかったからです。
「なんか営業メールとかが増えたらイヤだなー」と思って隠していました(知人以外には聞かれても教えませんでした)

わわわIT用語辞典のアクセス数を私が初めて公開したのは、書籍の販促のとき(2025年)です。
編集者さんから「月間200万PV」を表に出したいという打診をいただいて「確かに、それを出した方が目を引くよね」と思ったのでOKしました。

2021年以降のアクセス数は右肩下がりです。
動画媒体が流行ったり、生成AIが普及したり、あれやこれやの影響で2025年時点で月間200万PVくらいになっています。
おそらく、これからも下がり続けるでしょう。

それに伴い、広告収入も減っています。
おこづかいとして捉えたら嬉しい金額ですが、生活費には足りていません。

困ったなぁ。次は何をやろっかな(*´∀`)

私は根が怠け者なので、生活が安定していると、あまり冒険しない質だったりします。
だから、今の(何かやらないと貯金が減っていく)状況が楽しかったりもしています。


2025年:ビジネス書を出版


わわわIT用語辞典を運営しつつ、たまに他のお仕事もしつつ、のんべんだらりと暮らしていたら、商業出版のお誘いをいただきました。

う~ん…………………………やろっかな(--ゞ

今までも商業出版のお誘いは、いろんな出版社さんから定期的にいただいていました。
それらは、すべてお断りしていました。
でも、今回は、やることにしたのです。

理由は、いろいろあります。

1つ目の理由はビジネス書だったことです。

今までにいただいた出版のお誘いは、すべてIT系の本だったのですね。
IT系は普段からやっているので体験に対して新鮮味を感じませんでした。
要は「飽きているからワクワクしない」という状態だったのです。
だから、IT系の企画は、すべてお断りさせていただいていました。
「それだったら、わわわIT用語辞典を更新していた方が良いかな(--ゞ」と思ったわけです。

あとはリスク管理の側面もあります。
IT系の本を出してコケたら、わわわIT用語辞典のブランドに傷がつきかねないと判断しました。
「なんだ。わわわIT用語辞典ってIT界隈では知られていると思ったけど、実は大したことないのね」と世間に思われるリスクがあります。
ビジネス書だったら、たとえコケても「あいつはIT界隈では知られているかもしれないけどビジネス書はダメだったか」となり、わわわIT用語辞典のブランドには傷がつかないだろうと考えたのです。

あとは自分の文章が評価されて嬉しかったというのもあります。
そんな人ばかりでないのは承知しているのですが、IT系の企画だと、どうしても「わわわIT用語辞典の宣伝効果目当てでは?」という思いが拭えません。
今回の編集者さんはコラムを読んでご連絡してくださったのですが、ビジネス書の企画だったことで「あっ、自分のコンテンツが評価されている」と素直に思えました。

2つ目の理由は企画が良かったことです。

実はちょっとだけ紆余曲折があったのですが、最終的にご提示いただいた企画は、私にピッタリで私にしか書けないような内容でした。
やりがいがある(*´ェ`*)

3つ目の理由はタイミングが良かったことです。

お話をいただいたのは2024年の12月3日、ちょうど1年前の今日なのです。
今日と同じように「来年は何をやろうかなぁ(--)」と考えていたタイミングでした。
やることを探していた時期なので、普段より前向きに検討しました。

ほんで、そのときにご連絡いただいた編集者さんと作り上げたのが『「分かった!」と思わせる説明の技術 知識ゼロの相手にも伝わるようになる本』という本です。

※画像をポチっと押すと、Amazonさんに移動します。
コラム119_1

この本は現時点の私の最高傑作になりました。
今の私から(説明に関しては)これ以上のコンテンツ・文章は出てきません。
「これ以上は無理!\(--)/」と自信を持って言える出来になっています。

そして、この本は読書ブログの運営を支えたたくさんの読書体験とわわわIT用語辞典があったからこそ書けた1冊です。

しかも、それだけでは、ありません。

出版にあたって、ジュンク堂書店池袋本店様で著者選書フェアを実施していただいたのですね。
このフェアの選書リストを作るにあたって、Bookだなーが大活躍してくれました。
今までに読んだ本がお気に入り度付きで全部記録されているから、選ぶのがメチャクチャ楽♪

ここまでの全部がつながった\(--)/

ということで、2025年は伏線回収が多い1年でした。
私が今までに積み上げてきたものが、すべて『「分かった!」と思わせる説明の技術』が世に出る(そして、たくさん売れる)上で欠かせない要素になっています。


2026年:???


ここまでの集大成みたいな2025年を終えて、2026年に何をやろうか考えています。

方向性は2つ考えていましてね。

1つ目は『「分かった!」と思わせる説明の技術』を踏み台にした、さらなる飛躍です。
あくまで一例ですが、今回の出版でピヨ太君の認知度が上がったはずなので、ピヨ太君のグッズ展開をやってみるとかですね。
「初出版」を活かした展開です。

2つ目はインプットの期間に充てることです。
私が今までにコツコツ蓄えてきた手札は全部使い切りました。
今の私は空っぽです。
次の10年を見据えて、新しいことにチャレンジする(ことで今までにないものをインプットする)のも良いかなーと思っています。


やりたいなら、やれ


私が2008年からコツコツやってきたことは2025年に実を結びました。
17年の歳月が流れています。
わわわIT用語辞典の運営を開始した2013年から数えても12年経っています。
10年以上前の努力が現在の成功につながっているのです。

どうして、そんなことができたと思いますか?

答えは!

偶然です。

はい、力いっぱい偶然です(--)

でも、頑張ってきたからこそ、その偶然が起きたのです。

何がいつどこにつながるかなんて分かりません。
だったら、何を基準にして、やることを決めましょうか?

「やりたいなら、やる」で良いんじゃないですかね?

やりたいことをやった結果、失敗したと感じることもあるでしょう。
でも、それを次の何かに無理やりでもつなげれば、無駄にはなりません。

「経験を無駄にしない覚悟」さえあれば、何をやっても無駄にならないと思いますよ。
やりたいことがある人は「たとえ失敗しても、それを絶対に無駄にしない!」と心に決めてチャレンジしてみてください。
応援しています。


まとめ


今回は

過去をつなげる

というテーマで好き勝手に語ってみました。

今回のコラムの結論は

やりたいなら、やれ

です。

私の2025年は、2008年からやってきたことが全部つながった1年でした。
それ自体は偶然ですが、チマチマ頑張ってきたからこそ、その偶然が起きました。

やりたいことがある人は「経験を無駄にしない覚悟」を持ってチャレンジしてみてください。
それさえあれば、たとえチャレンジ自体が失敗に終わったとしても、あなたの人生は豊かになります。



思いつきで始めて惰性で続けている「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるITコラムですが、いかがでしたでしょうか。また何かネタがあったら、ちまちまと更新していきます。コンゴトモヨロシク。

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