わが国では,近年高齢者が急増し,厚生労働省や日本医師会が在宅医療を推進している反面,緩和医療技術が追いついていないという実状が指摘されている.本書では,がんおよび非がん疾患に対して「治す医療から支える医療」の実践のために必要な知識と技術について,地域で実際に在宅の緩和医療や終末期ケアに携わる医師を中心とした執筆陣が,わかりやすく解説している.
※2026年8月4日 12:34時点
※2026年7月19日 5:31時点
2人に1人が罹り,3人に1人が死亡するがん。2008年に制定されたがん対策基本法の骨格をなす施策として,「がん拠点病院の制定・整備」と「プロフェッショナル養成プラン」がある。本書は,この一環として,不足している緩和医療の人材育成を図るために,京都大学で行われたがんプロフェッショナル養成プラン「緩和医療講義」を書籍化したものである。 疼痛コントロールや精神症状,コミュニケーションといった緩和医療における中心的なテーマに加えて,化学療法,放射線療法,リンパ浮腫,地域連携,栄養と輸液などのテーマも取り上げた。緩和医療についての多角的な観点から緩和医療について学べるようになっている。 医師,看護スタッフ,医療ソーシャルワーカー,セラピスト等,多くの緩和医療に関わる人たちの必読書となるだろう。
※2026年7月31日 22:32時点