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本能寺の変1582 【重史241】2/2 『日本史』 №5-369 天正十年六月二日、明智光秀が織田信長を討った。その時、秀吉は備中高松で毛利と対峙、徳川家康は堺から京都へ向かっていた。甲斐の武田は消滅した。日本は戦国時代、世界は大航海時代。時は今。歴史の謎。その原因・動機を究明する。『光秀記』

【重史241】2/2 『日本史』     №5-369 

はじめに ←目次 
【重要史料】 【重史全通】 【重史一覧】
 
【四国問題】    目次 【四国問題 概要】   十
 【粛清 佐久間信盛】 【重史240】
 【足蹴事件】 【重史040】 【重史041】
 
【信長という男】 1/5 2/5 3/5 4/5 5/5 結論 【重史146】
 【光秀という男】
 【重史241】 1/2 2/2 【重史001】 【重史101】
 【5月26日】 【5月27日】 【5月28日】 【5月29日】 ← 
重要 ◎目次 
重要Point ◎目次 重要Point 通し ◎目次 
テーマ別 目次 テーマ別 通し ◎目次 
→【シリーズ】
 信長の甲斐侵攻 光秀と長宗我部元親 本能寺への道  
その一因 目次大 概説大 目次中 →
 1時代の風潮 2光秀という男 3光秀と光慶 
 4光秀の苦悩 5志向の相違  +信長の油断 →
 3 (1)光秀の素性 (2)光秀の年齢 (3)光秀の嫡男 
見えてきたもの 目次大 目次中 +240607 
【人物】
 【信長の人物像】 6 7 8 9 10
【ここがポイント!!】
*◎=重要ヶ所 P=重要Point 史=史料 公=信長公記 ✓=チェック済
 信=信長の人物像 光=光秀の人物像 そ=その一因 テ=テーマ別 
*加筆修正

【重史241】2/2                  №5-369

⑦殿内にあって彼は余所者であり、外来の身であったので、

⑧ほとんどすべての者から快く思われていなかった

⑨寵愛を保持し増大するための不思議な器用さを身に備えていた。

⑩裏切りや密会を好み、

⑪刑を科するに残酷で、

⑫独裁的でもあったが、

⑬謀略を得意とし、

⑭忍耐力に富み、

⑮計略と策謀の達人であった。

⑯築城のことに造詣が深く、優れた建築手腕の持ち主で、

⑰選(え)り抜かれた戦いに熟練の士を使いこなしていた。

⑱絶えず信長に贈与することを怠らず、

⑲彼(信長)を喜ばせることは万事につけて調べているほどであり、

⑳彼の嗜好や希望に関しては、いささかもこれに逆らうことがないよう心掛け、

㉑必要がある場合などは涙を流し、それは本心からの涙に見えるほどであった。

㉒人を欺くために七十二の方法を深く体得し、かつ学習した

㉓信長を完全に瞞着し、惑わしてしまい、

㉔信長は彼を丹波、丹後二ヵ国の国主に取り立て、

㉕比叡山の大学(延暦寺)の全収入・・・とともに彼に与えるに至った。

                        『日本史』

 以下は、信長の家臣になってからのこと。

 ⑦⑧
 光秀は、新参者。
 織田家中では、特異な存在だった。

  殿内にあって彼は余所者(よそもの)であり、外来の身であったので、
  ほとんどすべての者から快く思われていなかったが、

 ⑨
 光秀は、信長の気性・性格を知りつくしていた。→⑭
 「打てば響く」
 信長は、大いに気に入った。

  自らが受けている寵愛を保持し増大するための不思議な器用さを
  身に備えていた。

 ⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯⑰
 光秀は、典型的な戦国武将。→㉒
 信長と「同じ穴の狢」。
 周波数が合う。

  彼は裏切りや密会を好み、刑を科するに残酷で、独裁的でもあったが、
  己を偽装するのに抜け目がなく、

  戦争においては謀略を得意とし、忍耐力に富み、
  計略と策謀の達人であった。

  また、築城のことに造詣が深く、優れた建築手腕の持ち主で、
  選り抜かれた戦いに熟練の士を使いこなしていた。

 ⑱⑲
 光秀は、出来る男。→㉑㉓
 切れ者である。
 信長の懐中深くに入り込んでいた。

 全ては、明智再興のため。
 「惜しまず」
 なかなかの努力家である。
 行為・行動に「隙」がない。
 信長の心を引きつけた。

  彼は誰にも増して、絶えず信長に贈与することを怠らず、

  その親愛の情を得るためには、
  彼を喜ばせることは万事につけて調べているほどであり、

 ⑳
 光秀は、信長の性癖をよく知っていた。→⑨
 信長は、絶対専制君主。
 誇り高い男。
 決して、「逆らってはならぬ」のである。

  彼の嗜好や希望に関しては、
  いささかもこれに逆らうことがないよう心掛け、

 ㉑
 光秀は、出来る男。→⑱⑲㉑
 切れ者である。
 信長の心を確りと捉えていた。

  彼の働きぶりに同情する信長の前や、
  一部の者がその奉仕に不熱心であるのを目撃して、
  自らはそうではないと装う必要がある場合などは
  涙を流し、それは本心からの涙に見えるほどであった。

 ㉒
 光秀は、典型的な戦国武将。→⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯⑰
 兵法に通じていた。

  また、友人たちの間にあっては、彼は人を欺くために七十二の方法を
  深く体得し、かつ学習したと吹聴していたが、

 ㉓
 光秀は、出来る男。→⑱⑲㉑
 切れ者である。
 信長を瞞着した。

 信長は、「油断」した。

  ついには、このような術策と表面だけの繕いにより、
  あまり謀略(という手段を弄すること)に精通していない信長を
  完全に瞞着し、惑わしてしまい、

 ㉔㉕
 明智の再興は、成った。
 「大願成就」
 なれど、・・・・・。

  信長は彼を丹波、丹後二ヵ国の国主に取り立て、
  信長がすでに破壊した比叡山の大学(延暦寺)の全収入
  ━━━それは(別の)国の半ば以上の収入に相当した━━━
  とともに彼に与えるに至った。
                           
 (『日本史』)


 【引用】【光秀という男】【重史241】 2/2
     【重史001】 ◎第52話① ◎第52話②

  【参照】【光秀という男】【重史241】 1/2
      【重史101】 そ第30話① ◎第30話 第30話

 【参照】 3光秀と光慶 (1)光秀の素性 5再興
      これが、光秀の悲願。
      立身出世の原動力になった。

  そ第151話① 明智の再興  越前称念寺 雌伏の時代  ◎151 151
  そ第151話② 光秀の実像1 戦国武将1 明智の再興  ◎151 151
  そ第152話① 光秀の実像2 戦国武将2 再興の手段  ◎152 152
  そ第152話② 光秀の実像3 戦国武将3 七十二の方法 ◎152 152
  そ第152話③ 光秀の実像4 戦国武将4 酷評     ◎152 152
  そ第152話④ 光秀の実像5 戦国武将5 主替え    ◎152 152

 【参照】3光秀と光慶 (1)光秀の素性 6転機
     この事件が、転機となった。
     やがて、光秀は、細川藤孝と巡り会う。

  
そ第19話   永禄八年1 義輝の最期      ◎第19話 第19話
  そ第20話①  永禄八年2 幕府再興へ      ◎第20話 第20話
  そ第20話②  永禄八年3 越後の上杉      ◎第20話 第20話
  そ第21話   永禄八年4 尾張の信長      ◎第21話 第21話
  そ第22話   永禄九年1 二つの流れ           第22話
  そ第23話   永禄九年2 上洛決定       ◎第23話 第23話
  そ第24話   永禄九年3 美濃の斎藤 矢島襲撃 ◎第24話 第24話
  そ第25話①  永禄九年4 織上、違変せしめ   ◎第25話 第25話
  そ第25話②  永禄九年5 織上、天下の嘲弄   ◎第25話 第25話
  そ第26話①  永禄九年6 上洛不発1           第26話
  そ第26話②  永禄九年7 若狭へ             第26話
  そ第27話①  永禄九年8 上洛不発2      ◎第27話 第27話
  そ第27話②  永禄九年9 越前敦賀へ      ◎第27話 第27話
  そ第28話   永禄十年1 天下布武1      ◎第28話 第28話
  そ第29話①  永禄十年2 天下布武2      ◎第29話 第29話
  そ第29話②  永禄十年3 越前一乗谷      ◎第29話 第29話
  そ第30話①  永禄十年4 藤孝の中間      ◎第30話 第30話



 ⇒ 次へつづく





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