【初めての方へ】列の途中┃読み方と目次 ――答えのない現場で、教わる側から守る側へ変わる理学療法士の、7年間の記録
「歩けるようになる」その先で、何を支えるのか。
初めて読む方は、まず1話からどうぞ。
▶漫画で読みたい方はこちら(第1話〜第12話)
免責事項
本作はフィクションです。登場する人物・病院・団体はすべて架空のものであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。また、作中に登場する臨床描写は物語上の表現であり、特定の医療行為を推奨・否定するものではありません。実際の医療については、必ず担当の医師・専門家にご相談ください。
あらすじ
とある病院の急性期病棟。理学療法士・朝倉恒一は、指導役である相馬に学びながら、新人から中堅へと成長していく。患者が歩けるようになることだけが仕事ではないと知り、目標は一つではないと学び、一人で抱えないことを覚えていく。
やがて、後輩を指導する側になる。教えることで、初めて気づくことがある。守ることで、初めて見える景色がある。
育休を取る先輩がいる。親を看取って戻ってくる上司がいる。自信を失って転職してきた同僚がいる。同じ現場を見て、同じ理不尽を知りながら、違う道を選ぶ者もいる。現場では、仕事と人生が静かに交差している。
派手な事件はない。正解も提示しない。でも、現場は今日も止まらない。
理学療法士という職業のリアルを、善意の中の葛藤とともに描いたお仕事小説。
登場人物
朝倉恒一(あさくら こういち)
主人公。理学療法士。新人から中堅へと成長していく過程が物語の軸。真面目で抱え込みやすい性格だが、少しずつ「一人で抱えない」ことを覚えていく。
相馬誠(そうま まこと)
朝倉の指導担当。朝倉より8歳上。背筋がまっすぐで、説明が端的。感情的な言葉は少ないが、言葉の一つひとつに重さがある。現場を長く支えてきた存在。
野口(のぐち)
リハビリ室の主任。いつも忙しそうで飄々としているが、要所で重い言葉を置く。朝倉を外から見守る存在。
宮田(みやた)
朝倉の一年後輩。相馬、朝倉のもとで育ち、やがて自分で現場を変えていく側になる。
田中(たなか)
朝倉の同期。技術が高く、人当たりも良い。朝倉の所属する急性期病棟の隣部署、回復期病棟勤務。
佐々木(ささき)
中途入職三年目。前職場でのトラブルから自信を失っている。丁寧だが萎縮している。
各話タイトル一覧
本作は全39話の完結作品です。三つのシーズン+外伝で構成されています。
シーズン1 新人期 「列のはじまり」
シーズン2 中堅期 「列の続き」
シーズン3 変革期「どの列か」
外伝 新しい列
第一部は漫画展開もしています
読んでくださった方へ
この作品は、理学療法士という仕事の認知が少しでも広がってほしい、現場の実際を物語として届けたい、という思いで書いています。
歩けるようになることの先にある悩みや葛藤、支える側の迷い、仕事と人生が交差する瞬間まで含めて、エンターテイメントとして描いています。
もし作品を気に入っていただけたら、スキやフォローで応援していただけると嬉しいです。
また、「理学療法士ってこんな仕事なんだ」と感じていただけたら、ぜひ周りの方にもご紹介ください。
※初めて読む方は、まず1話からどうぞ。
