街に立ち上がる境界の内外へ
日々と旅の境界をくぐるように
岡山の街を旅をした。芸術祭は、島から街へと形を
変えて風景の中に混じり合う。街は芸術祭の空気を
まとい色や形が動き出す。ここにある風景から未来
へと、街は時代を経ては新たな価値を積み重ねる。
①岡山の街へ

扉の先に続くのは
②大通りに沿って

動き始める大通り
③A&Aリアムフジ
リアム・ギリック
MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO

街に視点を沿わせるほどに
④岡山市立オリエント美術館 岡田新一

建物は静かに立ち上がり
⑤躍進 岡本太郎 RSKイノベイティブ・メディアセンター

1日の始まりが輝き
⑥岡山県立美術館 岡田新一

立体感を帯びていく

街の構造に
⑦城下地下広場 多面体開発
リアム・ギリック
シネマ・クレール
ローレンス・ウィナー

混じり合うアートの気配は
⑧岡山芸術創造劇場 ハレノワ

舞台となって日々を動かし
⑨岡山芸術創造劇場 ハレノワ
Lost in Thought 平子雄一
あかい花かんむり 須藤玲子
花びらスツール
桃木 桑田 卓郎

芸術と日常が交差する

間を歩き、旅するほどに
⑩終わりなき対話
ハンス・ウルリッヒ・オブリスト
磯崎新

過去の記憶が連鎖する
⑪無題 アレクサンドル・コンジ

描く軌道はわずかに角度を変え
⑫実存探偵社
プレシャス・オコヨモン

決して一定となることはない
⑬表町商店街
岡山天満屋

旅を物語のように
⑭表町アルバビル旧館
トランスフィクション アルカ

配役をおいては組み換えて
⑮The Find ライアン・ガンダー

立ち止まってはまた進む
⑯岡山県庁 前川國男
環 古橋矢須秀

街に浮かび上がる境界に

沿ってはくぐりぬけるように
⑰岡山県立図書館
Isolarii 脱創造
シモーヌ・ヴェイユ

置いた注意が重なり合う
⑱岡山城
林原美術館 前川國男

確かな質感が支える時間の
⑲ラビット・ホール 青木淳
Marquee フィリップ・パレーノ

隙間にそっと潜り込む
⑳ラビット・ホール
ミカ・タジマ
ヤン・ヴォー
リアム・ギリック
ウーゴ・ロンディノーネ
レイチェル・ローズ
マーティン・クリード
ジョナサン・モンク

ふわりとずしりと感覚を揺さぶる
㉑ラビット・ホール
ジョナサン・モンク
イアン・チェン
ダグラス・ヒューブラー
ポール・マッカーシー
イアン・ウィルソン
リアム・ギリック
ペーター・フィッシュリ/ダヴィッド・ヴァイス
サイモン・フジワラ
ジョン・ジョルノ

アートの連続に
㉒ラビット・ホール
フィリップ・パレーノ
リアム・ギリック
アンドレア・ジッテル

空気は質を露わにする

入り混じる感覚に身を委ね
㉓旧寫真イガラシ
クレバー・ハンス
メアリー・ヘレナ・クラーク

過去から現在へ
㉔旧山陽放送会館 佐藤武夫
岡山市民会館
蒔く人 佐藤忠良

そして未来につながる線をたどる
㉕旧内山下小学校
オープン・サークル 藤本壮介
この出来事 ティノ・セガール
メンブレン フィリップ・パレーノ
魔法の水 島袋道浩
サウンドウォーク・コレクティブ
with Awich&フィリップ・パレーノ
レナンシエーション・オブ・タイム

引かれた境界をなぞり

散りばめられた形を組み立てる
㉖STAND 6-10 シファカ
岡山神社
木製格子が交差するハーフミラー
ダン・グラハム

旅は円を描くように
㉗ett axicis (エト アクシス)
コーチカズノリ 3Legs stool
Cafe kitune
C&C Staple
A&A JONATHAN HASEGAWA
福岡醤油ギャラリー

少しずつ位相を変えながら
㉘福岡醤油ギャラリー
ライアン・ガンダー

言葉は形を示し
㉙福岡醤油ギャラリー
ライアン・ガンダー

形は関係性を紡ぎ出す

方向性を持つ視点は
㉚希望・風と鳥と少年たち 淀井敏夫
日新日日新 土光敏夫
旅 無限遠点へのベクトル 金谷哲朗
鳥柱 山縣壽夫
岡山県天神文化プラザ 前川國男

先へと伸びて旅を描く
㉛岡山県天神文化プラザ 前川國男

線の連続に繋がれた思いが
㉜岡山県立美術館 岡田新一

時代を映し
㉝岡山県立美術館 岡田新一

周囲を包み込むように
㉞岡山市立オリエント美術館 岡田新一

時をつなぐ空間へと形をなし
㉟岡山市立オリエント美術館 岡田新一

街に建物を立ち上げる

視点を転じるほどに
㊱岡山シンフォニーホール
文化の十字路 澤邊重政
岡山城

複雑となる街の風景も、やがては一日を閉じ
㊲旧内山下小学校
メンブレン フィリップ・パレーノ

瀬戸内をめぐる旅も

終わりを迎える
街に引かれた境界を目で追今ながら、手で触れて
は感じるように行き来する。ざわめきを感じ取り、雑踏を抜ける。旅のひとときに、定着された時間が
絡みあう。街に仕掛けられたアートの視点が、旅の
時間を揺り動かしては、日々の視点を動的にする。
