見出し画像

ヴィーガンになる前に読む最後の肉食短編集

私は牛肉のステーキが大好きです。あの香ばしさと肉汁の旨みは、人生の小さな喜びのひとつでした。でも、気候変動が加速する世界では、そんな「当たり前の贅沢」も、いつか消えゆく運命にあるのかもしれません。

カーボンニュートラルへの移行が加速する今、畜産のあり方や食の選択もまた、大きな転換点を迎えています。「肉を食べる自由」はどこまで守られるのか。私たちの食卓はどう変わるのか。技術革新は救世主になるのか、それとも新たな問題を生むのか。

この短編集は、そんな問いから生まれた近未来フィクションです。予想外の展開と社会風刺を特徴とする日本の短編文学の伝統を受け継ぎながらも、より個人的な感情と社会的なジレンマに焦点を当てた物語が、あなたの「食べる」という行為と地球の未来について、静かに、しかし鋭く問いかけます。

各話は独立していますが、すべてが「選択の自由」と「社会的責任」、「技術の進歩」と「人間らしさの喪失」という普遍的なテーマで繋がっています。読み終えたとき、あなたは何を守り、何を手放す覚悟があるのか—そんな問いが残るでしょう。

短い読み切り形式なので、通勤電車の中でも、寝る前のひとときにも、気軽にお楽しみいただけます。そして、できればステーキを食べながら読んでほしい。まだそれが許される時代に。

表紙

未来のために

スープの記憶

2度の平均値

並盛りの記憶

源流へ

和の進化
温暖化という名の綱引き
煙とクレジット
お先にどうぞの代償
神の食卓
加速する絶滅
彩りカレーの時代
漆黒の起動音
霧島の緑
物語が世界を変えた日

ルナの誕生日
養殖の正義
バイオマスの幻想

390円の未来
ジモティーの夜明け
永遠の固定
カーネルの選択
1.5度の成功
本物の味
宇宙船の航路
肉を知らない料理人
戦争の炭素経済学

玄米の証明書
本能の連鎖
二十四節気の食卓
飽食の終焉

毒の均衡
雨の記憶
永遠の一滴
循環する服
光合成する人間
むき出しの味
ローマクラブの未来史
カルボナーラ・ラプソディ
蜂の巣と原子炉

監査官の葛藤
油の時代
青い炎
氷点下のシリコンバレー

夕陽の記録
最後の海賊
循環する泡のゆくえ
記録映像「循環の輪」
二つの真実
アビリーンの風と水
責任の果て
カーボンデート
残酷の非対称性
二つの湯
サイレント・サスティナブル
倍々ゲーム
制御された調和

チーズの値段で恋は買える
交差する軌跡
波間の銀玉
主権の光 - 大使館原子炉計画
標高のアドバンテージ
浮上する記憶
物語の勝利
カーボン・エレベーター
矢の重さ

創作大賞期間中(-7/22)は毎日更新予定。既にストックが100本くらいあります。お楽しみに!! フォローしていただけると通知が行きます。

企業の脱炭素についてはこちらから↓

これらの作品はフィクションです。実在の人物、企業、団体、事件、場所の名称等が登場しますが、これらは創作上の演出であり、実際の人物、企業、団体の活動、方針、業績、将来性等について言及・評価・予測するものではありません。作品中の出来事、人物の言動、企業活動の描写は全て作者の想像によるものであり、実在の人物、企業、団体とは一切関係がありません。

#創作大賞2025 #お仕事小説部門  #カーボンダイエット  #ヴィーガンになる前に読む最後の肉食短編集 #SDGsへの向き合い方


いいなと思ったら応援しよう!

國分裕之 あなたのチップが、観測を続けさせてくれます。SNE理論・GX実践の書籍化と、毎日更新の継続に使わせていただきます。応援、ありがとうございます。

この記事が参加している募集